ゴールドマン・サックス証券で副会長となり26年間勤務!華麗なキャリアの裏側とは!|スタートアップ投資TV 

◯キャシー松井 MPower Partners Fund L.P. ゼネラルパートナー
公式HP▶︎https://www.mpower-partners.com/
1965年米国生まれ。ハーバード大学卒業、ジョンズ・ホプキンズ大学大学院修了。
1990年バークレイズ証券、94年ゴールドマン・サックス証券入社。
1999年に「ウーマノミクス」を発表し、日本政府が打ち出した「女性活躍」の裏付けになる。
『インスティテューショナル・インベスター』誌日本株式投資戦略部門アナリストランキングで1位を獲得。チーフ日本株ストラテジストとして活躍する一方、アジア女子大学の理事会メンバーも務める。2021年5月MPower Partners Fund L.P.を設立。

シリコンバレー生まれ、農家の娘という原点

石橋:
はい、皆さんこんにちは。スタートアップ投資TV、Gazelle Capital株式会社の石橋です。

今回は、僕自身メディアでいろんなところで拝見させていただいていたんですけれども、株式会社MPower(MPower Partners)ジェネラルパートナーのキャシー松井さんにご出演をいただいておりますので、改めてキャシーさん、今回はよろしくお願いいたします。

松井:
よろしくお願いします。

石橋:
それこそいろんなメディアで拝見したりですとか、初めてオフラインでお会いしたのはIVS(Infinity Ventures Summit)というところの、那須で行われていた業界のカンファレンスイベントみたいなところだったと思うんですけれども。

どういう流れでキャシーさんがベンチャーキャピタル(VC)業界にやってきていらっしゃるのかみたいなところは僕自身まだまだ知らないところが多いので、どういう流れを組んで今この立場にいらっしゃるのかというところまでをお伺いしていければと思います。

お名前から想像すると、やはり海外出自であったりとか、もともとどういうバックグラウンドでいらっしゃるんですか?

松井:
まずお招きいただきましてありがとうございます。私は日系アメリカ人2世というもので、私の両親は日本人なんですよ。奈良県出身で、奈良県からアメリカに永住し、実は私の父がもう亡くなったんですけれども、お花の栽培の農家です。

とにかく父が20歳ぐらいのときに、奈良県の田舎の村、五條市というところにいた父が1年アメリカに農業実習生として渡ったんですよ。そこでカリフォルニア州で別の農家のところで働いて、その経験から、やはり当時のアメリカと日本の比較があまりにもギャップが広すぎて、奈良県に戻って決断したのは、またアメリカに戻りたいと。

アメリカの規模で挑戦してみたいというところで、5人兄弟の長男でしたので、私の祖母に「アメリカに住みたい、挑戦してみたい」というときに祖母の最後の言葉は「この国を出たら二度と戻れないよ」というすごく冷たい言葉で、アメリカに行きました。

私の母も同じ奈良県五條市の出身で、その後翌年にアメリカに行きました。当時は船で10日間かかりました。姉と一緒に母が着いて、そして翌年に向こうで私は生まれました。今のシリコンバレーのマウンテンビューで生まれました。

一生懸命別の農家のところで両親と共に働いて、貯蓄して自分の農園を作るようになりました。現在アメリカで胡蝶蘭の生産者のトップなんですよ。

石橋:
そうなんですね。開拓をその頃からずっとやっていらっしゃったんですね。

松井:
実は最初は菊、日本の花でした。その後は薔薇。薔薇の後は栽培がきつくなったので父が63歳のときに引退し、その後姉が引き継いでやっています。

私の両親はいわゆる起業家。何もないところから、ポケットに1万円札1枚、英語なしで渡りました。本当にアメリカの移民のストーリーそのものかなと思います。ものすごく苦労した両親だったかなと思います。

成田空港で受けた衝撃、日本との初めての出会い

松井:
アメリカに生まれ育った私が日本に一度も来なかったんですよ。兄弟3人いるんですけど、私たちは誰も日本に来なかったんですよ。

たまたまハーバード大学の4年生のときにロータリー財団から奨学金を貰って、日本に初めて来たのは大学卒業直後でした。

石橋:
大人になってからなんですね。

松井:
ショックを受けたのは、成田空港に着いた際に、私に似たような人といきなり何百人と直面してショックを受けました。黒い髪で同じような顔とか。ただ、私は同じ顔を持っていたんですけど、日本語は全然できませんでした。

その当時、国際基督教大学で日本語を集中して勉強し、その後に神戸大学大学院に行きましたが、本当に最初の頃、中央線の特急電車に乗ったけれど、私が降りたい駅に停まるのか分からなかった。アナウンスが早口で分からなかったので。

そこで親切そうなおばさんに「すみません、武蔵境に停まりますか?」と聞いたら、私の顔を見て「あなたは宇宙人ですか?」というようなプレッシャーで、なんとか日本語を使うようになり。まだ全然下手な日本語ですけど。

バブル崩壊直後の金融業界へ、26年間のゴールドマン時代

松井:
私は日本のバブル崩壊直後に金融業界に入りました。

石橋:
日本で就職をされたんですか?

松井:
日本で就職しました。最初の就職先はバークレイズ証券株式会社で、バークレイズ証券の投資調査部の中での投資戦略、ストラテジスト職のジュニアでした。

4年間バークレイズ証券にいて、4年目にゴールドマン・サックス証券株式会社から声をかけられ、同じストラテジスト職で「席が空いてますけどいかがですか?」と。

ゴールドマン・サックスには1994年から2020年末まで勤めました。日本株ストラテジスト兼副会長をやっていましたのですごく幅広い仕事をやってまいりました。

この期間は、すごく楽しいバブルの頃ではないんですよ。バブルの後に私はこの業界に入り、1年目に日経平均が4割ぐらい下がるんですよ。

私は普通だなと思ったんですけど、周りは地獄みたいな涙を流すお客さんもいて大変で。株価・地価が下がる、日本経済がデフレに直面。

とにかく私の仕事は何なのかと言いますと、国内・海外の機関投資家にアドバイスをしないといけないじゃないですか。日本株式市場の行方がどうなるかなどの質問が毎日くるんですね。

当時直面した厳しい質問が、海外投資家から「松井さん、日本に投資する意味はありますか?」と。

すごくきつい質問でしたので、90年代の日本の企業の分析をしてきた私が構造的な問題、もちろんバリュエーションが初期に高過ぎたのがありましたけれども、それよりも例えば日本の企業のコーポレートガバナンスの標準とか考え方とか、少数株主の扱いとか、様々な構造問題を注目し、いろいろ分析してまいりました。

その一環としてウーマノミクス、日本の経済のエネルギーをもっと発揮するために、人口の半分がもう少し活躍できればもっとGDPの成長を引き上げるかなということでした。それが私のキャリアです。

セレンディピティで始まった日本でのキャリア

石橋:
そもそもはシリコンバレーから出自が始まって、どのタイミングから金融業界に関心を持ったんですか?もともとはご実家が蘭農家さんでいらっしゃるので、金融とは違うところにいたのかなと思いました。

松井:
小さい時から児童労働でしたので、歩き出せるときからお小遣いなんてなかったんですね。働けば対価としてもらえるという、親のとても素晴らしい価値観だったと思うんですが、とにかく大学はボストンでしたので、こういう仕事から離れたいという気持ちになったんですね。

手を使う仕事よりも、何となく頭を使う仕事の方がいいかなと思って。実は大学生のときに何もわからなかったんですけれども、外交官になりたかったんですね。

アメリカの国務省のインターンもやりまして、どこかの大使館でペーペーの人になれるかなと思って大学院に進み、その経験で大学院の2年間の夏に再び日本に来るようになりました。

それが旧三井銀行(現:株式会社三井住友銀行)です。合併の前の三井銀行の日比谷の本店で3ヶ月経験しました。金融に興味を持ったのはそこかなと思いますね。

ザ・バンクのど真ん中の資本市場部門に配属されて1週間経って、私は私服だったんですね。他の女性は全員制服ですよ。あまりにも目立つので、1週間後ビニール袋に入った制服をいただき、その後毎日着るようになりました。

石橋:
日本で一番最初の就職もされていらっしゃるというお話だったんですけど、日本というフィールドを選ばれたのは、どういう背景だったんですか?

松井:
自分自身の家族が、親兄弟以外は全員日本にまだいます。私の両親しかアメリカに永住しなかったので、親戚は全員日本にいます。

いとこたちや父方の祖父が遊びに2回来たぐらいなので、自分のルーツの話は聞いたんですけれども、本当にわかるというわけではなかったので、やっぱり留学の経験とかインターンシップの経験から自分のルーツ、ヘリテージというものをもっと知りたいという気持ちになって、日本でもう少し深く勉強しようかと思いました。

もう1つ大事なポイントは、三井銀行のときに主人に会いました。同じ大学院卒で先輩なんですね。私たちは6人ぐらいインターンがいたんですが、そのインターンシッププログラムのアレンジャーの1人だったんですよ。

そのきっかけでお会いし、言ってみれば恋に落ちてしまった。本当はアメリカに戻りアメリカで就職する計画だったんですよ。

でも恋に落ちてしまったため、日本に彼と一緒にいたい、何かしないといけないというところで、バークレイズ証券とかいろんな会社に履歴書や手紙を出して、インタビューをやって、そして始まったんです。

全く金融業界で○○になりたいとか、一切なかった。

石橋:
そこはわりとエモーショナルに選んだというか。

松井:
エモーショナルというか、本当にセレンディピティというか、偶然という感じかな。30年以上この国に住んでいますから。

起業家の娘3人が挑む、ティーンエイジャー企業への投資

石橋:
セレンディピティで始まった日本でのバークレイズ証券さんでのキャリアからゴールドマン・サックスさんに行かれて、26年勤め上げられて副会長になられた上で、今はVCというところにも行き着いているわけだと思うんですけれども。

最近それこそ海外のプライベートエクイティ(PE)ファンドさんですとかVCファンドさんが日本国内にも投資を徐々にするようになってきている中で、まだまだ乖離している世界なのかなと思ったりもするんですけど、キャシーさんがVCを最終的にやろうとなったのはいつぐらいから構想していらっしゃったりとか、どういう背景からなんですか?

松井:
私1人ではなくジェネラルパートナー2人がおりまして、村上由美子さんと関美和さんで、私たち3人は実はもう25年以上の友人関係で、由美子さんとはゴールドマン・サックスで16年以上同僚でした。

美和さんが実は90年代の私の日本株のお客さんでした。彼女がアメリカの投資顧問会社の日本の代表、日本株運用担当者で、お客さん関係で知り合うようになりました。

その後いろんな非営利団体の活動などいろんな接点があり、もう1つ共通点なのは、私たち3人の旧姓がMで始まる。村上・松井・松尾(関美和さんの旧姓)です。あとは起業家の娘。

私がさっき申し上げました通りで、村上さんのお母様が48歳で島根県でドラッグストアチェーンを起業し、大成功しました。5人の子供を育てたあとです。

あとは美和さんのご実家が、チロルチョコはご存じですか?

石橋:
もちろんわかります。

松井:
福岡の松尾製菓株式会社、チロルチョコの創業家なんですよ。私たちは自分の親の背中を見て、親のように起業したいという気持ちがあったのが1つ。

もう1つは、なぜ日本のスタートアップのエコシステムが、もちろんこの5~7年ぐらいすごく伸びていることは事実ですが、アメリカと比較した場合、中国と比較した場合、ヨーロッパと比較した場合、まだまだ桁が違うんじゃないですか。

ただ、すごく教育水準が高い人口・人材・資金が豊富な国、最先端技術を持っている国なのに、なんでこんなに小さいの?と。

大企業変革より、スタートアップのDNAに実装を

松井:
いろんな様々な理由があるのですが、我々はほとんど公開企業、大企業のバックグラウンドを持っていますので、やはり多様性が足りないこととか、ガバナンスがしっかりしていないこととか、もちろん環境を含むコミュニティに与えるインパクトなどの要素をずっと研究し、ある程度知見を持っていると思っていたので。

例えば私が前職でゴールドマン・サックス時代に、お客さんの中にアクティビストファンドがたくさんいたんですね。村上ファンド、スティールパートナーズなどですね。

そういう投資家の行動を見てきますと、もちろん成功例はありますが、かなり大変だと。確立している大企業、何百年存続している企業って、行動とか考え方を変えることが簡単ではないということですね。

むしろもう少し組織として大人になってからでは遅すぎるので、もう少しティーンエイジャーの段階で、私たちは皆ワーキングマザーですけれども、自分の子供の子育てのところで、もう少し柔軟性のある小規模の段階で、今は環境・社会・企業統治(ESG)と呼ぶんですけれども。

良いガバナンスの原則とかダイバーシティの価値観とかを、それぞれのスタートアップのDNAに実装することによって、よりスケーラブル、よりグローバルに持っていけるかなという仮説を持って、MPower Partnersを3人で立ち上げました。

石橋:
だからこそVC、ティーンエイジャーのときにコミットメントするためのVCファンドなんですね。

松井:
実は他の友達が、私がVCをやりたいと言い出したときに「キャシーそれは良くないよ」「あなたの経験では自分でアクティビストのヘッジファンドをすれば一発でお金が集まるし、すぐファンドを立ち上げられるよ」「なんでこういう大変なVCをやるの?」という指摘もございました。

ただ、それは毎朝ベッドから起き上がって、やる気・生きがいを感じる仕事なのかと。アクティビストファンドでは全然感じないんですよ。ある意味間接的にずっと経験してきたわけですから。

今はもう本当にディスラプティブな(既存の業界や常識を根本から変える)起業家の支援をもっとしてあげたいし、ある意味子育てみたいなバージョンかなと思いますので、もちろん簡単でもないし、すごく競争も厳しいし、いろいろ大変ですが、私としては別の筋肉を運動させたかったので、毎日とても楽しいです。

石橋:
ありがとうございます。最終的にはどういうミッションを持ってキャシーさんがMPower Partnersをやっていらっしゃるのかすごくよく分かりましたし、他のパートナーお2人も、なんでタッグを組んでいらっしゃるのかよく分かりました。

次回の配信では、そんな3人がやられているMPower Partnersさんについてお伺いをしていこうと思っておりますので、また次回もよろしくお願いいたします。

松井:
よろしくお願いします。

【MPower Partners】日本初のESGベンチャーキャピタルファンドとして業界をリード!|スタートアップ投資TV

2021年5月始動、160億円規模のミドル・レイターステージファンド

石橋:
はい、皆さんこんにちは。スタートアップ投資TV、Gazelle Capital株式会社の石橋です。

今回も、前回に引き続きまして、MPower Partners ジェネラルパートナーのキャシー松井さんにご出演をいただいておりますので、キャシーさん、今回もよろしくお願いいたします。

松井:
よろしくお願いします。

石橋:
前回は、動画を見ていただいた方はよくわかるかなとは思うんですけれども、キャシーさんご自身がどういう想い・背景を持って今MPower Partnersさんを創業されてやっていらっしゃるのかというところがよくわかった内容かなと思います。

改めてどんなファンドとして投資活動をしていらっしゃるのかみたいなところをお伺いをしていければと思うんですけれども、そもそもメディア等で拝見していると、わりと最近ファンドとしては活動を始めていらっしゃるんですよね?

松井:
そうですね。具体的には去年2021年5月末に立ち上げたファンドですから、まだ1年未満ですね。

石橋:
どのぐらいの規模感のファンドをやられていらっしゃるんですか?

松井:
私たちのターゲットサイズが160億円ぐらい、ドルベースのファンドですので、初号ファンドとしては大きめですが、私たちとしてはターゲットにしているところは国内が大半のスタートアップで、残りが海外で、グローバルに作りたかったファンド。

あと特に国内においては日本のベンチャーエコシステムを見てみると、やはりミドル・レイターステージのリスク資本の提供者が少ない気がしました。

だから急いで新規株式公開(IPO)をしている傾向もあるかなと思いまして、もう少しそのリスク資本のギャップを埋めるのが私たちの役割の1つかなと思いました。

かつ、ある程度ビジネスのトラクションができつつ、例えば数年以内にイグジット、IPOなり合併と買収(M&A)なりあるんですけれども、いわゆる大人の市場、例えば海外の機関投資家の目線から見て、御社の今の体制で十分か不十分なのかという、我々がある程度経験から知見を提供できるかというところですね。

1社あたり5億円から15億円、リード・フォロー両方の投資スタンス

石橋:
大体1社あたりに投資をするバジェット感みたいなものも、そのサイズ感は何かレギュレーションは決まっていらっしゃるんですか?

松井:
はっきりではないんですけれども、レンジとしては平均チケットが5億円から15億円くらいの規模ですね。

当然よりアーリーとかよりレイターによってチケットは変わりますけれども、わりと日本の中では大きめです。海外では絶対大きくない。海外においてはミドル・レイターよりも当然アーリーですね。

石橋:
先ほどキャシーさんの話の中で、わりと投資先の方々にサポートも結構手厚くされていらっしゃるのかなという印象を受けたんですけれども、わりと投資のスタンスとしては、基本的にリードの投資家としてが基本になってくるんですか?それともフォローとしてのコミットメントもされていらっしゃるんですか?

松井:
今のところ両方ですね。

石橋:
こだわらずという感じですか?

松井:
こだわらないですね。ただ我々は、後に話しますけれども、ESGの実装を支援しますので、プライベートエクイティと違いましてコントロールできないじゃないですか。

あくまでも少数株主の1社だけですので、ESGの実装は当然簡単でもないし、時間も結構かかりますので、そこら辺のガイダンスとか主導とかがありますので、少なくとも取締役会のオブザーバーかダイレクターのシートは取りたいし、今までのディールの中ではフォローとリードも取っています。

IPO後も継続保有するクロスオーバー戦略

石橋:
ESGの実装が長くかかるという文脈の中で、IPO後も継続してファンドとしては、上場後の支援の方がキャシーさんたちはすごく経験が活きるところなのかなと思ったりするんですけど、そういったところはどこまで保有するみたいな方針で決まっていらっしゃるんですか?

松井:
これも当然ケースバイケースですが、基本的にはIPOの場合、IPOの最後のラウンドに入ってからIPO後も持つというクロスオーバーの概念はあるかと思いますが、基本的には原則としてはそういうクロスオーバーに属しているファンドかなと思います。

ただ、もちろん我々が想定しているバリュエーションと市場が想定しているバリュエーションとのギャップがあれば、それを引き続き継続しますし、もしギャップがもうクローズ、あるいはマーケットの方が高ければ、そこはまた別の判断になるかと思います。

石橋:
なるほどですね。ちなみに先ほど国内外というお話もあったと思うんですけれども、海外でいうとどこの国とか地域というのがフォーカスが決まっていらっしゃるんですか?

松井:
はっきりではないんですけれども、我々の既存のネットワーク、産業エキスパートを含む広義のチームという意味ではアメリカが中心で、その後はアジアかな。

ヨーロッパは一部のいろんなインバウンドの問い合わせが来ていますが、量的にはやはりアメリカとアジアが多いかなと思います。

グリーンウォッシュ回避のためのMOU締結とESG実装プロセス

石橋:
ありがとうございます。もう少し支援の、投資先をどういうふうにサポートしているのか、みたいなところもお伺いしていければと思うんですけれども、ESGの実装など、普段どういうふうに投資先とはコミュニケーションを取られていらっしゃるんですか?

松井:
まず投資前のプロセスをご説明しますと、一般的なデューデリジェンスプロセスを我々も行います。確認するために、私たちは正確にはソーシャルインパクトファンドではありません。あくまでも普通のVCファンドで、なるべく高リターンというところを重視しているファンドでございます。

なので、投資するかしないかという判断をするためのデューデリジェンスのプロセスにおいては、一般的にこの会社がプロダクトマーケットフィットがあるか、競争優位性(Moat)があるか、普通のメトリクスで分析しています。

それが例えば、カテゴリーリーダーになれそう、あるいはグローバルができそうというすごく魅力的な案件であれば、同時並行でマネジメントチームにESGのマインドセットのアライメントを把握するんです。

その形としては、例えばインタビューという形でいくつかの質問を我々が用意して、このフォームを記入してくださいではなく、会話ベースで質問に対する答え方とか、どこまで本当に熱心なのか。今の世の中はESGがすごく流行り言葉じゃないですか。

ESGをやっているということを市場に見せれば、我々の株価にプレミアやバリュエーションがつくだろうという懸念はございますので、いわゆるグリーンウォッシュのリスクがかなりあるかなと思います。

本当にESGを単なるチェックボックス的な感覚ではなく、事業戦略のど真ん中に入れることによって事業がより成長できるという確信を持っていないと、我々としてはパートナーシップを組みづらいんですよ。

我々が投資する前に、ESGのマインドセットのアライメントがOKですと一筆書いてもらうんですよ。ESGのMOUという形で、私たちが投資をしてからこの期間の間にマテリアリティというか、その会社にとって一番ESGの中の重要なファクターを選んでもらう。そのファクターに基づき、数年後、いろんな重要業績評価指標(KPI)を作ってもらうんですよ。

そのコミットメントがないと、「ESGはもちろん関心あります」と言っているだけでは結婚と一緒で。「絶対食器洗いますよ、絶対洗濯してあげますよ」と指輪を交わした後に何もしないとか、そういう懸念は当然投資にもありますので、ある程度コミットメントを得る必要があります。

投資後の伴走支援とLP報告義務

松井:
投資後、会社側が作ったESGの時間軸をつけたロードマップを、例えば二酸化炭素の排出量を減らしたいけど測り方がわからない。では、その測るツールを我々が提案をするとか。

あるいは取締役会の多様性が足りない。今世の中、上場したら結構その辺詰められるじゃないですか。例えば、「すごく良いダイバースの候補者いませんか?知りませんか?」と。その辺のお手伝い、様々な支援をしてあげます。

大事なのは、私たちのファンドにリミテッドパートナー(LP)としてお金をいただいているLPの人たちの期待値としては、MPower Partnersが投資を通して、投資先企業のESGが、例えば投資したときの段階から数年後こういうふうに変わりましたと、というレコードというか、その進捗も報告しないといけない義務はあります。

ですので、幸いなことに我々のLPにすべて共通的なのは、ESGインベンチャーというところをすごく共感してもらっていますね。

公開株とか債券の市場はものすごく普及されていますが、ベンチャーとかPEの世界ではまだまだ浸透していないじゃないですか。

でも、我々は日本初のESG VCファンドという役割として、その辺りのスタートをリードしていきたいなというので支援をいただいています。

投資先3社の事例──Jupiter、Wovn、ユニファ

石橋:
なるほどですね。そういった観点の中ですでに投資も何社かされていらっしゃると思うんですけれども、代表的な、象徴するような投資先はどういったところがいらっしゃるんでしょうか?

松井:
まだそんな時間は経ってないんですが、今現在3社投資済みで、2社が国内案件、ユニファ株式会社とWovn Technologies株式会社、3社目がアメリカのシリコンバレーにあるJupiter Intelligence, Inc.という会社です。

その中で全部素晴らしい会社ですけれども、例えば3番目がアメリカのJupiter社がなぜ我々とパートナーシップを組んだのかと言いますと、当然世界中の当局の要請で、すべての資産とかすべての企業さんの気候変動リスクを情報開示の義務がもうすでにある国もあるし、これからもっと強化される国もございますので。

ただ、すごく厳密的に測るものとそうでもないもの、いろんなところがあるので、このJupiter社に我々が投資した理由は、本当に世界一のサイエンスベースのすごく優れたチームがいるんですよ。

面白いことに、もうすでにいろんな業界、エネルギー業界、電力・ガス業界、金融業界、かなり代表的なトップ企業のお客さんを掴んでいて、CEO・社長を含むリーダーシップチームがMPower Partnersと組みたい理由が2つ。

1つは、彼らがESGのど真ん中の会社なんですね。ど真ん中の事業ドメインに入っている会社にも関わらず、その会社の中のESGが大事じゃないですか。

この会社はすごくその辺の意識が高く、自分の中の弱点というか、改善しないといけないESGのところを優先順位を決めて、そして我々が伴走してあげて一緒に改善しようと。

もう1つの理由はこの会社が欧米ですごくマーケットシェアを取っているんですが、日本はある程度入っていますが、もっとプレゼンスを拡大していきたいというところで、我々がその辺のサポート、ビジネスディベロップメントですね。

すごく相互的な関係というか、すごく海外の企業で日本にもっと進出していきたい、逆に日本の企業も海外の展開を我々も支援していきたいと。

Wovenが求めたインクルージョンとグローバル展開支援

石橋:
国内だとWovnさんが先ほどお名前も挙がっていらっしゃいましたが、Wovn さんの場合はどういう背景があってMPower Partnersさんから投資を受けたいみたいになっていらっしゃるんですか?

松井:
たまたま関美和が翻訳の仕事も長年やってきまして、有名な本としては『FACTFULNESS』とか『ZERO to ONE』とか『BAD BLOOD』とか、すごく生産性の高い翻訳者の1人ですけれども、たまたまその関係でWovnから結構前から連絡があり、その関係でもっと深く調べたところですごく面白い企業だなと。

特に我々のファンドのミッションとして、テックを通じて社会課題を解決している企業にフォーカスしていますので、その中でいわゆるインクルージョン、例えば日本語ができない人でも、銀行のウェブサイトを操作できますとか。

あるいはイントラネット、いろんな外国籍の従業員・スタッフを抱えている大企業さんもたくさん日本にあるんですが、そういう人たちが、会社情報をもっとリアルタイムベースでアクセスできるようなこともニーズはすごい高いかなと思いまして、海外でもこのプラットフォームをぜひ使われるかなと思います。

石橋:
ありがとうございます。最後の方にお話が出てきてはいたんですけれども、次回の配信では、スタートアップにどうESGの戦略をそのまま入れ込んでいくのかみたいなところのTipsをもう少し具体的に教えていただければなと思っています。

どうしてもまだまだ国内の方が多く見ていただいていますので、ESGという文脈ですとか、どういうふうに戦略に活かしていったらいいかというところ、まだまだ馴染みがない方も多くいらっしゃるかなと思いますので、ぜひ次回の配信も見ていただきまして、チェックいただければと思っておりますので、松井さん、次回もよろしくお願いいたします。

松井:
よろしくお願いします。

【企業成長】ESGは事業の発展には不可欠なもの!常識を大切にするESGの重要性|スタートアップ投資TV|スタートアップ投資TV

企業の存在意義を問い直す時代の到来

石橋:
はい、皆さんこんにちは。スタートアップ投資TV、Gazelle Capital株式会社の石橋です。

今回も、前回に引き続きまして、MPower Partners ジェネラルパートナーのキャシー松井さんにご出演をいただいておりますので、キャシーさん、今回もよろしくお願いいたします。

松井:
よろしくお願いします。

石橋:
今まで第1弾はキャシーさんの自己紹介と言いますか、どういうご遍歴でいらっしゃるのかというところ、第2弾ではファンドのお話をしていただきましたが、特徴的な1つの大きいキーワードとしてESGというキーワードが第1弾・第2弾にあったと思います。

正直僕自身もまだまだわかっていなかったり、第2弾ではどのようにして投資先の方々を含めてスタートアップにESGを実装していくのかという概略みたいなところをお話していただいたものの、そもそもなぜスタートアップもしくは企業がESGというものを意識しなければならないのか、重要なのかというところをぜひ教えていただきたいのですが、いかがでしょうか?

松井:
ご質問が非常に普通だと思いまして、公開企業でさえ「そもそもなんで?」という質問を長年受けまして。

その答えの1つとしては、今の世の中で、特に例えばコロナやパンデミックが起きている間に、そもそも企業の存在意義は何ですか?私はアメリカ人ですが、アメリカ流の資本主義とは何ですか?

何となく株主の利益のためだけということで、その結果、例えばアメリカのフォーチュン500社の社長の給料とか、社長対一般従業員のアナリストの給与の倍率とか、めちゃくちゃ所得格差が開いているじゃないですか。

石橋:
まさに資本主義ですよね。

松井:
そのアングロサクソン流の資本主義は大丈夫ですか?という疑問点が、すごく特にこのパンデミックの中でも注目されているなというのが1つだと思いますね。

財務指標だけでは見えない企業の健康状態

松井:
もう少し基礎的なところから考えますと、例えば私が資金を持っている投資家で、いろんな投資先のオプションがございます。

今までは、外の投資家からいろんな会社の健康状態を見るための指標は何ですか?

石橋:
財務データですか?

松井:
そうです。公表されている財務データ、利益率、EBIDAマージンなど。

ただ、これはある意味、人間の体では外見的なものだけじゃないですか。本当に組織の健康診断をもっと知るためには、それだけでは不十分じゃないですか。すなわち、非財務指標も必要です。

例えば石橋さんがすごく健康的に外から見えるんですが、中にいろんな精神的な悩みとか、不安とかあるかもしれないじゃないですか。家族関係とか、いろいろあります。リスクを把握するために、財務指標だけではなく非財務指標も必要じゃないですか。

気候変動リスクと多様性が事業を変える

松井:
例えば気候変動リスク。今まではそんな気候変動のような気候関連のイベントはそんなにひどいものはなかったじゃないですか。今は毎週、毎月ぐらい世の中のどこかにすごい大変なことになっている。

となると、例えば金融機関であれば住宅ローンが何千万円・何億円持っているとか、あるいはホテルチェーンが何百・何千個のホテルのプロパティがある場合、例えばハリケーンが起きたときに、昔はあまり起きないからその確率が低いと。でも今の気候変動を本当にリアルタイムで把握したときに、全然違うリスクプロファイルになるじゃないですか。

だから気候変動リスクから、あるいはESGにおける「S」で、ソーシャルのバケツに入ってくる多様性ですね。女性のためとか、いろいろ言われますが、考えてみれば日本経済そのものが右肩上がり成長であれば、もしかしたら多様性はもうどうでもいいと思ってもいいと思うんですが。

今は横ばいないし下向きの状態で、そこに従来のやり方、従来の考え方、従来の商品開発がそのまま延長すれば良いのですか?と。良くないですよね?もう目に見えているという話なので。

そこで、違った立場、考え方、経験、知見を持っている人たちの意見を決定過程に反映することによって、当然摩擦は起きますよ。ただ、その摩擦から生み出すのがイノベーションとか、新しい商品開発、新しい販売戦略が来るはずなんですね。

ですから「S」が単に何人女性がいるとかそういうのだけじゃなくて、事業を良くするためのツールの1つかなと思うんですね。

ですからEとSとGはたまたま文字になっているんですが、考えてみれば、あるスタートアップが本当に将来もっとスケールアップしたいんだったら常識じゃないですか。

良いガバナンス、従業員・スタッフのエンゲージメント、やりがいがあるのか、離職率はどんな感じなのか、気候変動のインパクトを与えているのか。それはある意味、常識です。

その常識をもう少し改めて、事業の中で、これは余計なものかという意見も必ずあるんですよ。こういうことを重視することによって、より持続可能な、よりスケーラブルな事業を持っていけますよと。そういうふうに、まず自分が納得しないといけないではないですか。

スタートアップこそESGが必要な理由

松井:
もう1つは、ESGは大企業ならわかるんですが、スタートアップは資金の余裕がない、時間の余裕がない、これは大変なことじゃないですか。「無理です」という考え方も一般的かなと思うんですね。

当然、我々が見ているスタートアップの中では、ESGで完璧な企業はどこにもないです。大企業でもどこにもないですね。

何が自分の事業にとって、自分のパーパスにとって重要なのか、それをしっかり明示しないと、なぜ重要なのか、おそらく日本のスタートアップもそうですし、世界のスタートアップも人材のリクルーティングのところで、私も社会人の子供がいるんですが、本当に勤め先の企業のパーパスが共感しないと、どんなに給料が良くても、どんなタイトルをもらっていても働かないじゃないですか。

本当に私は古い昭和世代ですけれども、本当に今の若者は価値観が全然変わっていると思いますね。ですから、パーパスとかミッションとかそういうものも、実は企業のカルチャーもESGの一環として入ってくるんですよ。

だから、すごくこれはコンプライアンスでしないといけないやらせる感ということにとどまってしまうと、なかなかならないんですね。ですから、リスク低減の効果とリクルーティングの効果、あと新しいビジネスチャンスとか、こういうメリットはたくさんあるから、もっと皆さん真剣に考えてほしいなと思います。

ESG投資は低リターンという誤解

松井:
もう1つは、昔はESG投資、例えば公開株の場合、ESGとかサステナビリティ投資があるじゃないですか。サステナビリティとかESG投資=低リターン、パフォーマンスが良くないという。

石橋:
そのイメージがありましたね。

松井:
ただ、実はこの10年くらいの間、全く逆なんですよ。ESG関連のアメリカの投資信託が、平均よりすごく上回っているパフォーマンスを出しているんですよ。パフォーマンスのトレードオフはもう終わりです。

これを組み込むことによって、よりパフォーマンスが高くなるという数字はいくらでも出ていますので、説得する材料が必要であれば、そういうデータを使ってやればいいという。

石橋:
ありがとうございます。先ほど、数字は外の見た目でしかなくて、中のことをちゃんと見ないといけないよねと、確かに中のことを見てトータルして見ているからこそ、長期で成長し続けられる企業というのが、ESGをある意味実装しているような企業じゃないとなかなか難しいという納得感もありました。

ただ、普段それこそキャシーさんたちが向き合っているところではあると思うんですけど、それをどうやってその戦略に実装していくといいますか、国内のスタートアップだとどういうハウツーみたいなところのTipsで言うと、どういったところがあったりするんですかね?

トップダウンとボトムアップ、2つの実装アプローチ

松井:
いろんなパターンがありますけれども、まず第1歩がマネジメントチーム及び組織全体をなるべく「WHY」というところの、「なぜ」ESGの実装が大事なのか、その理解が確立していなければ、どんなに素晴らしいESGの戦略であっても、なかなか浸透されないじゃないですか。ですから、ロジックを明確に浸透させることですね。

例えば、マネジメントがトップダウン的に「これが我々にとって一番重要なESGのファクターです」「これに基づいてターゲットとかKPIを作ります」「呑んでください」というやり方もあります。

一方、よりボトムアップのやり方もすごく面白いですね。例えば、ある会社の場合、各部署からボランティアでこのESGのタスクフォースみたいな取り組みをやって、皆さんから「自分にとってこの会社の一番重要なファクターは何ですか?」とボトムアップに吸い上げる。

そのプロセスが外から見ると面白いなと思うのは、皆さんスタッフのメンバーが初めてこの会社のカルチャーのことや普段考えないこと、例えばソーシャルのところをどこがもっとより良いものに持っていけるのかとか、結構面白い取り組みかなと思うんですよ。

そこから、会社の中での会話にとどまらず、外のステークホルダー、例えば株主であったり、お客様であったり、コミュニティであったり、自分の中で決めたものを他のステークホルダーとシェアし、そこで再度調整し、「これでいきましょう」と。

そこから優先順位をつけて、この1年間の間、何を一番優先したいのか。そこで我々が一緒に手伝いをします。

石橋:
なるほどですね。

松井:
簡単ではない、スプリントではなくマラソンと呼ぶんですが、これをやることによって、全く事業とビジネスと関係ないものではありませんので、常に事業のど真ん中と一緒に考えることですから、やっぱりトップのコミットメントは当然大前提です。

なるべく早い段階からの取り組みがベスト

石橋:
僕自身は普段シード時期に投資をするようなVCとして活動しているんですけれども、スタートアップがESGを考え始めるフェーズというのは、どういったフェーズが一番適切だとお考えですか?

松井:
原則はなるべく早い段階の方がベストですね。

というのは、今の世の中の資本市場の考え方とか方向性を考えますと、ESG投資はヨーロッパが先に、そしてその次にアメリカで、数年前に日本に上陸しましたけれども、時間の問題じゃないですか。

スケールを大きくしたい夢を持っていれば、大きくなったときのいろんな外からのエクスペクテーションがあるはずですので、誰も完璧ではないのでなるべく早い段階で、プライオリティ、どういうところを優先したいのか、それを一個でもいいので。

例えばテクノロジー企業が我々の投資先のメインですが、テクノロジー企業は工場を持っていないし、「なんで二酸化炭素をケアしないといけないの?」という質問もよく受けます。

ただ、大抵ソフトウェアの会社とかであった場合、サーバーやクラウドとかを使っているはずです。そういうのは空気から作られたものではありませんので、どこかでエネルギーを使っているはずですので、そこらへんの意識をまず入れることによって、その考え方がだんだん自然になってくるじゃないですか。

あとは一緒にお付き合いするパートナーの人たちも、例えば小売業者でしたら、この商品を作っている会社の児童労働を使っている、あるいは環境破壊の毒が入っている素材を使っているとか、そういうものをチェックすることによって、意識がどんどん高くなるかなと。

石橋:
なるほどですね。そうなると完璧ではないからこそ、早い時期から、意識レベルでもしっかり意識しながらサービス作りであったりとか、本当に長期で向き合わないといけないものなんですね。

松井:
そうですね。

石橋:
ありがとうございます。ちなみに、そういった観点で悩みを抱えていらっしゃるような方も、もしかしたら見ていただいているかもわからないんですけれども、普通にお問い合わせフォームから、ESGを戦略に生かしながら成長していきたい人たちとか、MPower Partnersさんに投資検討してもらいたいときはコーポレートサイトのお問い合わせフォームからが一番ベストですか?

松井:
そうですね。

石橋:
承知しました。概要欄の方に、MPower PartnersさんのホームページのURLを記載させていただいておりますので、ぜひこの動画を見て相談をしてみたいですとか、VCとして仲間に入っていただいて長期で一緒に成長していきたいみたいな、大きなスタートアップの方はぜひご連絡いただくと良いのかなと思っております。

それでは改めてキャシーさん、全3回にわたりましてご出演いただきまして、ありがとうございました。

松井:
こちらこそ、ありがとうございました。