韓国ロッテは売上約8兆円!気になる投資先の選び方に迫る【ロッテベンチャーズ・ジャパン 國分さん vol.1】
◯國分丈明 株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン代表取締役社長
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新卒で総合化学メーカーへ入社。
建設、エネルギー、エレクトロニクス業界にて国内外の営業を経験後、シリコンバレーオフィスにて北米、欧州、イスラエル企業への投資を担当。
2020年CVC領域のエキスパート(上級高度専門職 )に就任後、グループ会社の CVC室を立ち上げ室長に就任。
2022年10月株式会社ロッテベンチャーズ・ジャパン代表取締役社長に就任。
ケンブリッジ大学 経営大学院(MBA)修了。
石橋
皆さんこんにちは、スタートアップ投資TV、Gazelle Capitalの石橋です。今回はですね、ロッテベンチャーズ・ジャパン代表取締役社長の國分丈明さんに今回からご出演いただきますので、よろしくお願いいたします。
國分
よろしくお願いします。
石橋
改めてロッテっていうブランド、当然知ってはいるんですけれども、そもそもロッテってどんな会社だっけ、みたいなところから触れていただければと思うんですけれども、ちょっと簡単にご解説いただいてもよろしいでしょうか。
國分
ロッテはですね、実はめちゃめちゃ分かりづらい会社です。
石橋
半端なくでかいっすよね、まずそもそも。
國分
半端なくでかいです。でも日本だと売上が数千億ぐらいの、基本お菓子とかアイスが中心に、千葉ロッテマリーンズとか。
石橋
あ、そっか。
國分
メリーチョコレートとか銀座コージーコーナーとか。でもみんな意外に知らないのが千葉ロッテマリーンズ。
石橋
なんか当たり前になりすぎてました、僕も。
國分
そうそう。そういう感じの数千億ぐらいの規模の会社なんですけど、韓国含めてワールドワイドでいくとですね、8兆とか9兆円ぐらいの売り上げの会社なんですけど。
元々重光武雄さんという創業者で名誉会長の、天才ビジネスパーソンがですね、韓国から日本に渡ってきて、チューインガムやってチョコレートやってって言って、すごい大成功したんですね。そこのお金も含めながら韓国に投資をしていって。
韓国では当然お菓子もやりますし、ホテルとかケミカルとかコンストラクションとか、もう色々やっていて、今や8兆円、9兆円ということで。
韓国行っていただくと分かるんですけど、ロッテデューティフリーがあり、ロッテホテルがあり、ロッテデパートがあり、ロッテワールドっていう遊園地もやっていて。で、ロッテケミカルっていうケミカルもめちゃめちゃ売上げ上げてるし、ロッテコンストラクションもやってて。韓国だとユニクロも合弁会社だったり、セブンイレブンもロッテグループなんですよ。
石橋
へえ、韓国のセブンイレブン。
國分
そうそう、韓国のセブンイレブンです。とにかく目に触れるものは何でもやってるみたいなのが、韓国ロッテって感じですね。
石橋
いつぐらいから、どういう背景でロッテベンチャーズ・ジャパンが立ち上がったんですか。
國分
ロッテベンチャーズ・ジャパン自体は、2022年の5月に75億円のファンドを立ち上げたんですけど。
石橋
丸2年前ぐらいってことですね。
國分
そうなんです。でも実はロッテベンチャーズ自体は、2016年から韓国でやっていて。韓国だともう250社から300社ぐらい出資してるんです。
石橋
すげえな。
國分
韓国だとアクセラレータープログラム中心にやっていて。生まれて物心ついたら大体ロッテ知ってるじゃないですか。お菓子もそうだし、特に韓国だと遊園地もあるし、デパートも。
そういう会社がアクセラレータープログラムやると、起業家がみんな応募してくれるんです。
石橋
ええ。
國分
年間1000社とか集まるんですよ。
それをずっと毎年やってたから、6000社とか7000社累計あって、その中のトップ10とかに出資させていただいてるっていうのがロッテベンチャーズ韓国で。かつ、完全にストラテジー投資なので、グループ会社がめちゃめちゃあるので。
例えばケミカル関係だったら、ロッテベンチャーズ韓国とロッテケミカルが二人組合作ってファンド作って投資するとか。Eコマース関係だったら、ロッテショッピングと韓国ロッテベンチャーズが二人組合作って投資するみたいな感じで、ファンド数が20弱ぐらいあるんですよね。
石橋
セグメントで二人組合作ってドンって投資する感じなんですね。
國分
なんか1人でGlobal Brainさんやっちゃってるみたいな。
石橋
確かに、確かに。
國分
そうそう。
石橋
それはじゃあロッテベンチャーズ韓国なんですね。
國分
そうです、そうです。
石橋
日本で言うと、韓国に次いで5年後、6年後ぐらいに立ち上がった。
國分
そうですね。
石橋
どういう背景で始まったんですか。
國分
元々韓国ロッテベンチャーズはこういう風に大成功してるので、同じようなことを日本でやってくれと。ということで重光昭夫会長から声がかかってですね、日本でもロッテベンチャーズを始めたと。
ロッテベンチャーズを始めたのが澤田貴司という、最近までファミリーマートの社長とか、ユニクロの副社長とかやってた澤田さんが、ユニクロ時代に韓国にユニクロを出店していく時に、重光会長がカウンターパートでやり取りして。澤田・玉塚のコンビと重光会長という形で、韓国のユニクロっていうのはそういう背景があるんですけども。
そこからですね、何かやるにつけ「澤田さん手伝ってよ」みたいに会長が声かけていただいて。今回ロッテベンチャーズ・ジャパンを立ち上げる時も、澤田が声かけていただき、澤田が立ち上げたと。いうのが、2022年の3月に立ち上げて、5月にファンドを作った形ですね。
石橋
そういう背景でできていて、1人でGlobal Brainみたいなことやってるとなると、シナジーを目的にしてとか、ファンドサイズで言うとどのぐらいでやっていてとか、領域こういうところ、みたいなところで、どんな感じでCVCとしてはやられてらっしゃるんですか。
國分
シナジーのところはですね、韓国をお手本にしてはいるんですが、もうシナジーとか、いわゆる事業シナジーみたいなものは一切見ず。
石橋
いいっすね。
國分
純粋な財務リターンです。
石橋
へえ。
國分
やっぱり澤田・玉塚、この2人投資委員会入ってるんですけど、そういったメンバーが会社を自分たちでも起業してやってきてっていうのもあって、起業家はものすごい尊いと。起業家を全力でとにかくサポートするんだ、支援するんだと。
そういう目的でやってる中で、シナジーとか戦略リターンみたいなこと言っちゃうと、その会社の方を向いちゃうじゃないですか。起業家は今ゴールがここだとして、ここを一直線で駆け抜けなきゃいけないのに、事業会社がシナジーとかって寄り道させちゃう可能性が出てきちゃう。
こういったものはもう一切排除して、とにかく一直線でゴールに向かってもらうのを、僕らも全力で後押しすると。そういう会社を作りたいということで、完全純粋投資というか、シナジーは考慮せず、財務リターン目当てで投資させていただいてるというところです。
石橋
ファンドサイズとしては。
國分
75億円。
石橋
75億になると、純粋財務リターンだと、シリーズAラウンドが主戦場になるんですか。
國分
そうですね、プレAとかシリーズAとかに、合計で35社から40社ぐらい投資していきたいなっていうのが今の目的で。
石橋
この2年で何社ぐらい投資されてらっしゃるんでしたっけ。
國分
今ですね、発表してるのが14社で、今契約巻いてる段階なのがプラス3社ぐらいあるので。
石橋
半分来たって感じですかね、じゃあ。
國分
そうですね。1ヶ月半に1社ぐらいのペースで、なんとか投資させていただいてるっていう形ですね。
石橋
へえ。領域とかってこだわりあるんですか。
國分
最初は特に領域絞らずに幅広く投資をしていたんですけども、今はですね、どちらかというとtoC、コンシューマー向けにサービスやプロダクト、テクノロジーを提供している会社に投資をしようとしてまして。
というのは、ロッテはC向けにめちゃめちゃこだわってサービス提供してきた人たちなので。
そういうプロ経営者が判断するスタートアップ投資っていうのを、もうめちゃめちゃ今蒸してるんですよね。これが僕らの最大の特徴だと思うんで。 そういった意味で、toC向けのサービス、コンシューマー向けのサービスみたいなところに、とことんこだわってます。
石橋
お会いしてから、どのぐらいの期間で投資検討もされてらっしゃるんですか。
國分
結構まちまちで、デューデリをじゃあやります、よーいどんで、投資委員会までは4週間です。
でも、結構その前に半年ぐらい事業とかを壁打ちして、「これはもっとこうした方が大爆発するんじゃないか」みたいな話をしながら、「ロッテベンチャーズさんとやりたい」って言ってくれることがたまにあるんで。そういった時は結構長くなったりしますよね。でもそれはもう本当、相思相愛で投資させていただいてるっていうのは、結構何社かある感じです。
石橋
例えば、こういう理由で投資したみたいな会社さんがいらっしゃったりするんですか。
國分
分かりやすいのは、LIFE CREATEさん。女性専用のフィットネススタジオを提供している会社で、
石橋
LIFE CREATEさん。ブティック型なんですね。
國分
そうなんです。ヨガとかピラティスとか、そういったものをやってるんですけども、従業員比率99%女性なんですよ。
500人以上従業員いるんですけど、男性は両手で数えられるぐらい。そういう方々が、女性のためのフィットネスを提供してるんですよ。
石橋
へえ。
國分
だからもう、ものすごく社員さんもお客様もエンゲージメントがすごい強くて、当然チャーンレートもめちゃめちゃ低い。リアルなコミュニティで、そんなに強いコミュニティってあるんだなと。なんかゲームとかだったらあるじゃないですか。
石橋
あ、確かにはい。
國分
もうそれにびっくりして、出資をですね、ちょっと縁があってさせていただいて。LIFE CREATEさんはブティック型なので、VCからするとソフトウェアとかITじゃないわけじゃないですか。
石橋
逆になんか、それ系もできるし、ITっぽいものも全然オッケーみたいな。ブティック型ばっかじゃないと思うんですけど、こっち側(IT系)ってなんかあったりするんですか。
國分
モニクルというですね、金融サービステックというのを提供してる会社があってですね。
石橋
そういう系も行くんですね。
國分
簡単に言うと、金融サービスをオンラインでファイナンシャルアドバイザー(FA)がアドバイスして送客するっていうビジネスモデルなんですけども。資産運用って、例えば銀行さんとか証券会社さんとかって、語弊があるかもしれないですけど、やっぱお金持ちの方を相手にするビジネス。我々みたいな働く世代に対して、難しいとこがあるじゃないですか。
朝から晩まで働いて、土日は子供の世話をしなきゃいけない人が、じゃあいつ銀行さんとか相談行くんだろう、みたいなとこがある中で、彼らはもうそれを全部オンラインでやっちゃってるんですよ。
今どれぐらい貯金があって、将来どれぐらい貯蓄を蓄えたいか、みたいなものをバーって色々聞く「3分診断」があって、このUIがめちゃめちゃ良くて。
そこで答えると、「あなたこれからいくらぐらい必要ですね」っていうのが出てきて。そこにもう、ぶわーっとファイナンシャルアドバイザーとのZoomのアポイントの候補が出てきて、ワンクリックで予約できちゃうみたいな。 このFAも自社でしっかり と育成していて。FAさんを外に投げちゃうことは結構多いんですけど、やっぱり本当にお客さんへのサービスにこだわったら、そこ(FA)を自社でしっかりと育成して、とことん顧客視点にこだわりまくってる。
石橋
めちゃめちゃデジタルナイズされた「保険の窓口」の、もうちょい領域広い版みたいな感じ。
國分
そうですね。保険だけじゃなくて、証券とか債券とか、そういう資産運用全体をやってくれるっていう形。
石橋
へえ、面白い。
國分
LIFE CREATEさんもモニクルさんも共通してるのが、お客さん視点っていうのをとことんこだわってる。我々はtoCにサービス展開してたっていうのもあるので、そこはすごいやっぱ見ますね。ちゃんとお客さんのことを見て、マーケットインでサービスを作ってるか、みたいなところをめちゃめちゃ見てます。
石橋
問い合わせをしようと思ったら、何からコンタクトするのが一番いいんですか。
國分
ウェブサイトか、X、あとFacebook。もうどれでも大丈夫です。
石橋
これ見ていただいてる方はコンタクトしてみていただければと思いますし、今回第1弾はロッテベンチャーさんの概要について、というところでしたので、ぜひ第2弾では國分さんの背景とかご経歴みたいなところもお話しいただこうと思っております。 それでは改めて國分さん、第1弾ご出演ありがとうございます。
國分
ありがとうございます。
ロッテCVCは何を基準に投資するのか!支援したい起業家の特徴とは?【ロッテベンチャーズ・ジャパン 國分さん vol.2】
石橋
皆さんこんにちは、スタートアップ投資TV、Gazelle Capitalの石橋です。今回もですね、前回に引き続きまして、ロッテベンチャーズ・ジャパン、代表取締役社長の國分さんにご出演をいただいておりますので、今回もよろしくお願いします。
國分
お願いします。
石橋
前回第1弾では、ロッテさんが改めてどんな会社で、なんでロッテベンチャーズ・ジャパンさんが始まったのかってお話いただきました。今回は、なんで國分さんが今そこで代表取締役社長をやっていらっしゃる、プロ経営者の2人に囲まれてやっていらっしゃるのか、みたいなところを、そもそもこの人誰、みたいな話をお伺いしていければと思うんですけれども。実はですね、高校の先輩でして。
國分
そうです。
石橋
早稲田大学高等学院、男子校で。高校愛が激しいんじゃないかなと僕は思ってるんですけど。学院出身のこのVC業界のキャピタリストの人が、お偉い方にもちょろちょろいたりとか、若手にもちょろちょろいまして。早稲田には大学から入学されてらっしゃるってことですよね。
國分
そうですね。卒業して皆さんは政治経済学部に行くなか、私は何を血迷ったか法学部に行き。当時、大学の学長が学院まで来てくれて、「弁護士出身、高校別で分けると学院が日本で1番多い」と。それを聞いて、「わ、法学部行ったら弁護士になれるんだ」と思って法学部行ったんですよ。
そしたら司法試験を受けなきゃいけない。当たり前。当時、法科大学院とかなかったので、親も許してくれないなということで、4年間法律を勉強して、とある事業会社に就職しました。そこでの初任配属は火薬事業部っていう、ダイナマイトとか、そういったものを扱ってる部署で。
石橋
全然違う世界。
國分
全然違う。お客様は建設業界の土建屋さんとか、そういった方々に火薬関連製品を販売したりとかっていうのを、国内外でやっていて。海外にもですね、火薬でくっつけた金属版みたいなものが、天然ガス液化装置とか発電所とかに使われていて。それの海外のセールスをやってて、海外めちゃめちゃ面白いなと思ってですね、イギリスのケンブリッジ大学にMBA留学して。その流れで、その事業会社のCVC。
石橋
え、そうなんですか。
國分
手を挙げて行かしていただけたんですね。その会社は素晴らしい会社で、2008年からCVCやってて、しかも日本に拠点を置いてなかったんですよ。
石橋
へえ。
國分
シリコンバレーって言われてるところと、東海岸のボストンと、ドイツのデュッセルドルフと、中国の上海で。ボストンはメディカル領域見ていて、デュッセルドルフはサステナビリティ関係見ていて、中国はもうディファレントワールドなので、そこで機会を探しに行き。それ以外をシリコンバレーオフィスでやるんです。で、僕はそのシリコンバレーオフィスに駐在させていただいて、建設とか不動産関係のスタートアップに投資したんですね。
例えば、ソフトバンクが投資していたKaterraとか、OpenDoorだったかな、iBuyerの。ああいったところがぐんぐん来ていて、「不動産・建設来るな」と。 アメリカでしっかりと勉強させていただいた上で、いつか日本でこういう投資をしたいなと思って、不動産・建設を見てたんですけども。そこでアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、イスラエルの会社とかに色々投資をさせていただいて。 投資してただけなんですけど、不動産とか建設なので、グループ会社に住宅会社があって。「面白いことやってんな、ちょっとうちもCVCやりたいから」っていうことで、立ち上げと運営の責任者を。CVC室長みたいな形で。
石橋
立ち上げは日本の?
國分
日本の。拠点はアメリカに置いて、日本とアメリカに投資するみたいなこと。その時にモニクルさんと出会ったんですけど、そうこうしてるうちにFacebook Messengerから「澤田さんが投資会社の社長を探しています。興味ありますか」っていうのが来たんですね。
石橋
澤田さんからではないんですね。
國分
澤田さんからじゃないです。共通の知り合いから。
石橋
へえ。
國分
元ファミマの社長の澤田さんから。「リヴァンプではありません」、と書いてあるんですよね。投資会社の社長でスペックじゃないんですけれども、澤田さんには会ってみたいというか、「興味あります、是非お話聞かしてください」ということで。当時アメリカにいて、澤田さん日本だったので、オンラインで面談があり。
石橋
すげえ。
國分
そこでお話しさせていただいて。すごい魅力的な方じゃないですか。彼も僕が壺にはまってくださったみたいで、最後に「お前、いつから来るんだ」みたいな。 いや、この60分間のうち50分間、澤田さん喋ってましたけど、みたいな。僕は冒頭の自己紹介、「國分です」と「はい」とか「オッス」とかしか言ってません、みたいな。
もう1時間別でお時間いただいて、今度は僕の方からプレゼンをさせていただいて。つまんなそうに聞いてるわけですよ。「君が誠実なのはようわかった。いつから来るんだ」みたいな。私「もうすぐ行きます」みたいな感じで。
2回目の面談、僕イスラエルに出張中で。イスラエルからこうやってオンラインでやって、画面越しに色々パワーを食らっちまったんでしょうね。帰りの飛行機でコロナかかっちゃって。イスラエルからニューヨーク、サンフランシスコ行くじゃないですか。もうニューヨークぐらいから体調がやばいんですよ。でも、イスラエルは超えてるんで、一応飛行機は乗れて。サンフランシスコまで行って、それから1週間ぐらいコロナで。帰ってきて、会社辞表出して、来た。そんな感じですね。
石橋
結果、今ロッテベンチャーズさんにジョインされて、約2年間ぐらい経たれるのかなと思うんですけど、個人的なビジョンとか、どういう今イメージでやってらっしゃるんですか。
國分
将来どうなりたいとかってのは当然あるにしても、直面してる課題を解決して、これが僕のミッションなので。それをとことんやらせていただいてますと。
ロッテベンチャーズ・ジャパンって、非常にユニークなCVCでして。澤田・玉塚というプロ経営者がやってるVCってないじゃないですか。そこに我々「プロ経営者」っていうリソース・アセットがあると。
かつ、「韓国」っていうアセットがあって。韓国のロッテベンチャーズ、すでに250社とか300社投資してるみたいなものに、一緒に彼らと共同投資できるみたいなところも他社には全くないリソースですし。
日本のスタートアップが韓国行きたいと言えば、韓国ロッテベンチャーズがお手伝いできるし、韓国の企業が日本来たいと言えば、我々もお手伝いできるし。「プロ経営者」と「韓国」っていうところって、非常に僕らにとっては特徴的な強いキーワードだと思うんですよね。 これをとにかく噴かせまくって、ロッテベンチャーズを成功させたいと。我々のゴールは起業家の成功なので。この2つのアセット・リソース使って、起業家をとにかくご支援したいというのが、今僕がやりたいと思ってることですね。
石橋
どんな起業家を応援したいとか、こういう人物像みたいなのって、あらわれたりするんですか。
國分
難しい質問ではあるんですけど、一言で「商売人」ですね。
顧客に向いてこだわってるって言いましたけど、商売をやる上ですごい重要なのって、トップラインを伸ばすことじゃないですか。トップラインを伸ばす、その商売人の方って、それにお金を支払うお客さんのことをめちゃめちゃ分析してるんですよ。
サプライヤーというよりも、お客さんの方向いて、「こういうお客さんだったらこうだ」ってチューニングして、顧客に最高の体験を提供する、ということにこだわってる。そういった商売人に投資したいと思ってですね、日々こうやって「あなたは商売人ですか」みたいな、そういう探し方をしてますね。
石橋
投資できない件数の方が、当然VC、CVCは多いじゃないですか。こういう人は、もうちょっと宿題を出すことが多いなとか、ちょっと一旦保留とか、一旦お見送りになっちゃうことが多いなってイメージになったりするんでしょうか。
國分
前提として、バイオテクノロジーとか。
石橋
あ、ちょっと領域が違う。
國分
そうですね。判断できる人間がいないので、そこら辺は少し難しいなというのと、お客さんよりも他のものに寄り添おうとしてるとか、お客さんの解像度が低い(場合)。 僕らの場合は、ロングテールのビジネスってあんまり見なかったりします。
石橋
ロングテールのビジネスは見ない。
國分
見ないわけじゃないんですけれども、評価がすごい難しいなと思っていて。ロングテールのビジネスって、SKU増えて、生産者増えて、お客さんのペルソナも増えて。経営者的視点で投資すると、コントロールできないものを減らす、狙って当てに行けるようなビジネスを好んで投資してるようなイメージですね。
石橋
例えば、赤字幅めっちゃ掘る、みたいなやつはありなんですか。
國分
プラットフォーマーになろうと思って、がっつり掘ってくのもあると思いますけど、今のこのVCマーケットだと、黒字を出してっていうのがあるので。 我々の場合は、どちらかというと、しっかりと目の前のキャッシュも稼ぐ商売人でありながら、黒字が例えば出せれば、あとデットとかもできて、ダイリューション少なくできるじゃないですか。
起業家さんの持ち分って、すごいこだわってるんですよね。成功した時に持ち分少なかったら頑張れないじゃないですか。なるべくダイリューションせずに、大きなイグジットができるみたいなところは、寄り添っていきたいなと。
石橋
ありがとうございます。2本目で今回、國分さんの自己紹介いただきましたが、第3弾ではちょっとキーワードが出てきてしまっておりますが、澤田さんと玉塚さん、二大巨頭って言えばいいんですかね。どういう方々なのかっていうご説明もいただこうとは思っているんですけれども。 プロ経営者を交えたCVCだったりとか、玉塚さんと澤田さんっていう、僕からすると固めなイメージなのかなってところと、一軒家でオフィスで鍋会とかやったりとか。國分さんも、どうやら昨日泊まってるらしいじゃないですか。
國分
2日連続同じ服です。
石橋
ロッテベンチャーズさんの普段のスタイルとか、掘り下げてお伺いしていければと思っておりますので、引き続きお願いします。
プロ経営者が考えるグローバルな体制からソフト面の戦略まで深掘り!【ロッテベンチャーズ・ジャパン 國分さん vol.3】
石橋 皆さんこんにちは、スタートアップ投資TV、Gazelle Capitalの石橋です。今回もですね、前回に引き続きまして、ロッテベンチャーズ・ジャパン、代表取締役社長の國分にご出演をいただいておりますので、今回も引き続きよろしくお願いします。
國分
よろしくお願いします。
石橋
第1弾はロッテベンチャーズさんについて、第2弾は國分がどういう経歴なのかってところ、まさにそんなプロCVCラーだったんだっていうのは、第2弾見ていただくと内容分かるのかなとは思うんですけれども。
改めて第3弾では、第1弾をより深掘りさせていただいて、そもそもロッテベンチャーズさんの特徴ですとか、22年にCVCを始められてるって、最近新しいCVCの方も悩まれるところだと思うんですけど、めちゃくちゃいるじゃないですか、CVCの方々って。どんどん増えるじゃないですか。
その中でどういう風な戦略で、どういう風に特徴を出していくと、プロCVCラーの國分的には勝っていけるという風に踏んでいらっしゃるというか、どうやってやってるっていうところの、その思想とか考え方、お取り組みとかも色々具体例でお話をいただければなと思うんですけれども。
改めて國分が22年にロッテベンチャーズに就任されて、どんな風に特徴出してやっていこうというところから、戦略面みたいなところをご解説いただければと思います。
國分
おっしゃる通りCVCめちゃめちゃ多くて、今やったら猫も杓子もCVCみたいな感じに。その1つがロッテベンチャーズではあるんですけども。 その中で僕らがとにかく特徴を持たしているのは、「プロ経営者」と「韓国」ですね。 韓国に、めちゃめちゃでかいロッテベンチャーズがお兄さんとしても既にやってて、300社弱投資してる。
一方で、澤田・玉塚というプロ経営者がやっている。投資判断をスタートアップ投資に生かして、彼らのネットワーク・リソースを使って、スタートアップを投資後にゴリゴリ支援する。これが我々の特徴かなと思って、そこをガンガン吹かしてやってます。
石橋
改めて2大巨頭の澤田と玉塚について、國分から「こんな人」っていうのを視聴者の皆さんにご説明をいただけると。
國分
お2人のことを僕が説明するのはおこがましいんですけども。 澤田は伊藤忠商事で、その後ユニクロですね。まだユニクロが年商400億とか、宇部に本社があった時に入社し、1999年とかそれぐらいですかね、原宿1号店。フリースブームで大爆発して。
石橋
うわ、なんか覚えてるわ。
國分
ですよね。で、4000億になったんですよ。400億が4000億に数年間で。その立役者が澤田さんですね。その後ユニクロは卒業されて、「キアコン」て言って、気合と根性で作った会社を立ち上げて。あれも当時ダイエーの買収とかに名乗りを上げて、丸紅とキアコンと、あとイオンだったかな、忘れちゃったんですけど、3社が日経にバーって載って。
石橋
え、その並びにキアコンいるんですね。
國分
「キアコンとは、澤田孝氏が気合と根性で作った会社」って注釈が入ってるっていうね。 その後リヴァンプですね、企業再生も含めコンサル会社として支援するというリヴァンプを立ち上げて。で、ファミリーマートの社長やられて、ロッテベンチャーズ立ち上げて。
今はロッテベンチャーズ取締役現任なんですけれども、プライム上場企業のセルソース、再生医療の、の代表取締役社長もやられてるんです。 セルソースもベンチャーからマザーズ行って東証二部行ってプライム行かれたじゃないですか。だから、ベンチャーから成長した社長と、ロッテベンチャーズっていうVCの、今流行りの二刀流をしていただいてると。
玉塚は慶應義塾大学を卒業されて、AGCに入社されて。で、留学とかされてIBM、その後ユニクロ、リヴァンプ。
石橋
ユニクロで1回ご一緒してるって感じなんですか。
國分
実はですね、伊藤忠・AGC時代からなんですよ。
石橋
あ、そんなところから。
國分
澤田が伊藤忠時代、化学品の営業をやってて。で、AGCの化学品の工場のところを玉塚がやってるんで、もう40年ぐらいの付き合い。
石橋
あ、そういう感じの2人組なんだ。
國分
ユニクロも澤田が先に入っていて、玉塚が後からジョインして。玉塚はユニクロで社長やられて。その後リヴァンプ一緒に立ち上げて、玉塚はローソンの社長に行くわけですよ。今またロッテで、って形なんですけれども。
その2人がユニクロ時代に韓国に店を出すときに繋がってくるわけですね。 ちなみですね、今『ユニクロ』って本が出てるんですよ。知ってます?
石橋
いや、まだです。
國分
柳内さんのユニクロ人生みたいなものが(書かれていて)。全部で第11章あるんですけど、その5章・6章・7章は「澤田・玉塚の章」です。
石橋
へえ。
國分
今僕が言ったこと全部書いてます。
石橋
へえ。
國分
是非皆さん『ユニクロ』読んで見ていただければと。めちゃめちゃ面白いです、5章・6章・7章。
石橋
へえ。
國分
澤田の当時の伊藤忠の年収とか書いてあったりとか。あ、ここまで書くんだと思いましたね。ユニクロがフリースで大爆発、大成長した後、一旦「ユニバレ」とかっていう言葉も出てきた時もあって。
石橋
ユニバレ、言ってましたね。
國分
その時の経営会議の様子とか、涙出ますね。
石橋
へえ。
國分
バイブルですよ、本当に。
石橋
へえ、おもろ。改めて2大巨頭の方々いらっしゃると、忙しいと思うんですよ。CVCとしてそんな特徴を出してると、起業家の方の期待値とずれちゃったりとか、どのぐらい関わってくれるんだろうっていうのがなかなかイメージつかないたりするんですけど、実際投資後とかって、お2人とか國分はどう関わってくことになるんですか。
國分
玉塚さんは、ロッテホールディングスの社長で、ロッテベンチャーズ・ジャパンの取締役でもあり、投資委員会メンバーなんですね。ですので、ハンズオンでゴリゴリこのロッテベンチャーズに入ってるかっていうと、そういうわけではないんです。
澤田の方は、ロッテベンチャーズの取締役としてゴリゴリで入っていただいてます。 ロッテベンチャーズ・ジャパンの特徴って、「プロ経営者が判断する投資」というところを吹かしてるので、この2人がイエスと言わないと投資できない厳しさもあり。
でもそういう形なので、しっかりと2人が理解した上で投資をしている。投資後も、経営的なことで困って壁打ちしたいとか言われれば、もう喜んでしてますし。もしくは「こういうとこを紹介してくれ」とか。プロ経営者のネットワークあるじゃないですか。
石橋
異常なネットワークがありそうですもんね。
國分
例えば我々、投資先でソーシャルインテリアさん、家具のサブスクやってる会社さんなんかは、ベルシステムさんみたいなところとか。 無印(良品計画)の社長ってユニクロ時代の仲間だね、とか。ベルシステムの社長、当然経営者の集まりで知ってるよね、ということで。
どういうプレゼン資料を作るか簡単に壁打ちして、それを送ってもらって。彼らが行けない時は、僕が一緒に同行営業させていただいて。「澤田の下で社長やらしてもらってます國分です。投資先連れてきました」みたいな感じで同行営業させてもらったりのは、結構やらせていただいてます。
石橋
確かに普通のCVCだけど、韓国色じゃなくて、そのプロ経営者としてのバリューアドの仕方みたいなのを徹底的にやってるって感じ。
國分
そうですね。大体、社長界隈とかエグゼクティブは繋がっていて、そこにつなげていただいたり。
石橋
韓国側の特徴っていうのは、どう出されてるんですか。
國分
韓国は2つあって。 まず、韓国ロッテベンチャーズに250社から300社、もう既にポートフォリオがあるんですよね。彼らは当然、日本に進出をしたいとかって情報が、常に韓国ロッテベンチャーズが毎週やっている会議に、我々のメンバーも1人オンラインで入っているので、そういう情報を伺いながら、すごいいい会社にちょうどいいタイミングで相乗りさせていただく、ていう投資を。
石橋
投資もするんすね。
國分
投資もします。彼らとしても、韓国のスタートアップさんが日本のロッテベンチャーズが入れると、グローバルっていうエクイティストーリーが見えてくるので、お互い相思相愛でそういうのができるんですよね。 あと、もう1つは、日本の我々の投資先が韓国に進出したいっていう時にお手伝いさせていただく。
石橋
ジャパンの投資先が、ベンチャーズ韓国から出資を受けるっていうのもあるんですか。
國分
そういうのも将来作りたいなという風に思ってますね。今はないんですけれども。
石橋
これからまさに作っていく感じですか?
國分そうなんですよ。そのために去年の10月からですね、大学まで韓国で、大学院は日本の一橋大学の大学院出て、日本の企業で10年働いて、ベンチャー投資もできるっていう人に入っていただいて。先ほどの韓国ロッテベンチャーズのミーティング、当然韓国語なんで、彼に入っていただきながら、色々アレンジメントしていただいてるって感じですね。
石橋
本当に韓国とのつなぎ合わせも、その方を中心にもう万全の体制によりなってるって感じなんですね。
國分
はい。
石橋
そこまで聞いてくると、大きい会社ですし、日系はやっぱ堅いのかなって。國分のこのお話のテンション聞いてると、堅くないってなんとなく伝わってると思うんですけど、要素だけ分解すると十分堅そうなイメージもある。
他方で、取り組みとして、それこそXめっちゃ使ってらっしゃったりとか、一軒家でオフィス構えてらっしゃったりとか。なんでああいうムーブをしてらっしゃるみたいなとこって、ロッテベンチャーズさんの来歴からするとCVCがこうだからこうみたいな、そっち側のソフト面での動き方みたいなとこって、どう設計されてるみたいな感じなんでしょうね。
國分
僕ら、財務リターンもちゃんと、CVC、VCとして成功するには、しっかりキャピタルゲインを出してかなきゃいけなくて。そのためには、とにかく起業家さんにお会いすること。それは自分たちがイベントに行ってお会いするっていうのもありますし、自分たちがTwitterとかで発信して来てもらう、インバウンドもありますし。そういったのをとにかく激しくやってかないと、そもそも成功しないよねと。
CVCさんもそうですし、独立系VCさんとかもそうじゃないですか。そういう方々に、結局のところしっかりと認められて、「あいつら面白いな」「あいつらだったらシンジケート組んで一緒に投資してもいいよ」って思われるのが、すごい重要だなと思っていて。
そのためにですね、色々発信もしてますし、そう思ってもらうには、そもそもトラックレコードを作んなきゃいけないですよね。
ですので、イベント行きまくって、発信して、いい起業家に投資させていただいて、全力で支援させていただいて、大きくイグジットしていただいて。 そのトラックレコードができて初めて、ガゼルさんとかが「ロッテベンチャーズ面白そうだから、うちの投資先紹介してやるか」みたいな。
石橋
そんなことないっす。
國分
感じになるのかなと思って。特にそういうのにこだわってやっているんですけど、結果が出るのって結構先じゃないですか。
石橋
違いない。
國分
そのまで指咥えて待ってるかっていうと、それわけにもいかないので、Twitter、Xとかガンガンやって発信して、ロッテベンチャーズを知っていただく。そういったことをやらなきゃいけないのかなと思ってやってますね。
石橋
ちなみに撮影時点で言うと、Xの名前かなり変わってますよね。
國分
らぶゴリ@ロッテベンチャーズ・ジャパン。
石橋
意味がわかんない。
國分
愛のあるゴリラが、起業家をゴリゴリ支援します、というので。 歴史が長いんですけど、元々僕ら、起業家を「ゴリゴリ支援します」っていうイメージで、色々ウェブサイトとかやってたんですね。「ゴリゴリ支援だ!」「ゴリゴリ支援だ!」。じゃあそれを一言で表すにはどうしたらいいか。「いや、ゴリラだろう」みたいな。プレゼンテーションの表紙とかゴリラにしてたんです。
でも最近どうも、最近の若い人は、ゴリラとかって言って、僕とか澤田がウェブサイトに出てたら「怖い」と。そこに一歩踏み出そうとならない、っていうので、ウェブサイトリニューアルしたんです。うちのウェブサイト、ぜひ見ていただきたいんですけど、「LOVE」なんですよ。
國分
ロッテベンチャーズの「LO」と、ベンチャーズの「VE」。
石橋
あ、そういうことか。
國分
ウェブサイトもすごい可愛らしくしたんですね。それをする時、色々広報の業務委託してる人たちにも言われたのが、「ゴリゴリってゴリラ、昭和のおっさんの自己満ですよ」と。 で、「ラブ」にしたんですけど、昭和のおっさんとしては「ラブ」じゃ物足りないわけですよ。だから、社長権限で折衷案で「ラブゴリラ」だと。
石橋
折衷になってるんですか、それ。
國分
で、「ラブゴリくん」ていうのを、エネゴリくんとかダイキンのぴちょんくんみたいな感じのキャラにしていこうと、1週間前ぐらいですかね、やらしていただいて。Twitterのフォロワー数が20人減るという事件が起きたんで、そろそろラブゴリくん、更迭しようかなと思ってる。
石橋
もしかしたら配信する頃には更迭されてる可能性もありつつも、そこまでカジュアルな姿勢でやってらっしゃるっていうのは、すごい変わってると思いますし。 渋谷に、あれですよね、オフィスで言うと、親会社の綺麗なオフィスにいるとかじゃなくて、一軒家借りてらっしゃるんですよね。
國分
そうですね。今年の2月から、渋谷区の住宅街にある一軒家に引っ越してですね。築50年ぐらいのところを借りてですね、やらしていただいてますね。
石橋
いいな。なんでそうしたんですか。
國分
「とにかく目立て」と。
石橋
プロ経営者の方々からの訓示で?
國分
そうですね。VCとして、スマートな人たちがやってる業界なので、スマートなことやっても埋もれるだけだと。で、目立たないと、結局何発信しても伝わらないから、「とにかく目立て」っていうのはすごい毎日言われるんです。皆さん麻布台ヒルズにお引っ越しされてるんで、我々は一軒家に引っ越します、みたいな。ちゃぶ台置いて「あちゃぶ台ヒルズにします」みたいなことをやらしていただいたりもしたり。Twitterもそういう面白おかしくみたいな形で。
とにかく目立つっていうところやってまして。私も最近まで金髪で、今すいませんね、坊主なんですけども。いろんなイベント行かしていただくんですけど、日本だから当然なんですが、1000人ぐらい集まるイベントで、みんな黒い髪、もしくは白髪の方々の中で、こん中で目立つには何やったら目立つかなと思って。金髪とか髪の色変えるってのは、まず絶対目立つなということで、1回金髪にしたんですよね。
ただ僕、結構肌弱くて、金髪、ブリーチすると、結構頭皮がただれるっていうことが分かったんで、物理的な理由で金髪継続難しいみたいな話があり、坊主にしてるというところでございます。
石橋
本当にいい意味で柔らかさが伝わるというか、Twitterフォローさせていただいてるかってところもあるんでしょうけど。どのTwitterアカウントが一番いいですか。
國分
ラブゴリのロッテベンチャーズの公式アカウントと、あと僕。
それで僕、今、元々「國分丈明」っていう名前でやってたんですけども、こないだテレビでナオト・インティライミがテレビに出てて、「ナオト・インティライミっていい名前だよな」と思ったので、今「コクブインティライミ」って名前でやってます。
石橋
下手したらまた変わってますよね。
國分
まあ、しばらくはコクブインティライミで。だから、@マークの後は「JoeKokubu」で。
石橋
なるほど。概要欄にですね、間違いのないURL載ってるので、アカウント変わっても大丈夫です。
國分
今、チームでフォロワーの競争をしてまして。
石橋
社内何位ぐらいなんですか。
國分
2位ですね。1位は鈴木一真くんというですね、もう活きのいいエースが。
石橋
めっちゃ増やしてますね。
國分
あっという間に抜かれて。だからですね、私をフォローしていただければと思っております。
石橋
そちらのアカウントですとか、ロッテベンチャーズさんのアカウントをフォローいただければ、こういう雰囲気でやってらっしゃるんだなっていうのは、いい意味ですごく親近感出るのかなと思いますし、そこはTwitter通じて伝わるというか、僕自身も感じてるとこでありますので。 ぜひまた一軒家のオフィスにも遊びに行かせていただければと思っておりますので。
國分
ありがとうございます。
石橋
改めて皆さんもですね、Twitterとか見て、ロッテベンチャーズさんのイベントごとも多数情報発信されてるかと思いますので、チェックしてみていただけるといいのかなと勝手ながら思っております。 それでは改めて國分、全3回にわたりまして、ご出演ありがとうございます。
國分
はい、ありがとうございました。
