【100億円ファンド】インパクト投資を実施するキャピタルメディカ・ベンチャーズとは?|スタートアップ投資TV
◯青木武士 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ-代表取締役
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英国国立ウェールズ大学大学院 卒 MBA 造船会社でバイオマス発電事業等に携わった後、ソフトウェア開発会社を経て、(株)エス・エム・エスにて事業開発に携わり、M&Aやインキュベーションプログラムの運営を行う。 また訪問看護ステーションの設立・運営など医療・介護現場のオペレーション経験も有する。
◯後町陽子 株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ-マネージャー
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2007年明治薬科大学卒業。卒後、西アフリカのガーナ国にて2年間、保健医療活動に従事。帰国後、金沢大学大学院博士前期課程(国際保健薬学)に進学。急性期病院の薬剤師、医療メディア編集者を経て、現職。臨床経験かを生かし、医療現場の課題に沿ったシステムの導入支援とオペレーション改善、個々の強みを活用する組織改善支援等を行う。
2016年設立、ヘルスケア特化VCの誕生
石橋:
はい、皆さんこんにちは。スタートアップ投資TV、Gazelle Capitalの石橋です。
今回からは、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ代表取締役の青木さんに来ていただいておりますので青木さん、今回からよろしくお願いします。
青木:
よろしくお願いします。
石橋:
僕自身、事前にいくつかもちろん情報は調べてはいるんですけれども、今回全3話に渡って一つキーワードになるのはインパクト投資っていうところがキーワードになってくるかなと思いますし、僕自身もまだまだ不勉強なところあるので勉強させていただきながらお話しいただければと思っているんですけれども。
第1話ではですね、そもそもキャピタルメディカ・ベンチャーズさんってなんだっけみたいなお話を大枠からお伺いをしていきたいと思ってまして、インパクト投資はキーワードになっていると思うんですけれども、親会社さんがある組織体になっていらっしゃるんですよね?
青木:
そうです。キャピタルメディカ・ベンチャーズの成り立ちを言いますと、2016年にユカリア(旧:株式会社キャピタルメディカ)で立ち上げた、ヘルスケアに特化したベンチャーキャピタル(VC)というのがこちらでした。
石橋:
元々は一番最初に、1号ファンドというべきか分からないですけど、親会社さんの資金のみで運用していたんですか?
青木:
親会社からBS投資をしていたという感じですね。
石橋:
今はそこから切り替わって、どういう体制になっていらっしゃるんでしょうか?
2018年、神奈川県の公募採択で外部資本へ
青木:
2018年に一つ転機があって、神奈川県の企画でヘルスケア領域の産業を育成するためのベンチャー投資ができるファンドを作りたいという企画があって、そこに我々がアプライをしてジェネラルパートナーとして採択された。
そこで神奈川県以外にも中小機構さんであるとか、社会変革推進財団でインパクト投資を推進しているSIIFと言われているところがリミテッドパートナー(LP)として入ってきたことによって、外部資本をお預かりする立場になりますので、ファイアウォールを立てて、利益相反等の問題がありますから。
石橋:
親会社とちゃんと棲み分けをしないと公的なお金を扱えないと。
青木:
おっしゃる通りです。ファンド運営に関してはもう完全に独立した形で運営してくださいねということから、ファンド運営として本当に純投資のVCとして進め出したのが2018年です。
石橋:
ちなみにその2018年にもちろん神奈川県さんが公募されていたとは思うんですけども、なんでその当時青木さんたちはアプライしようと思われたというか、「これは自分たちでやるべきだよね」という判断になられたんですか?
青木:
テーマがヘルスケアだったというところと、アウトカムっていう私たちが大切にしているキーワードでもあるんですが、そのサービスを通してターゲットとする顧客がどのように行動変化をするのか、その行動変化によってターゲットとするお客さんがどんなベネフィットを得られるのかというものを追求していくようなサービス、私たちはそれに対して投資させていただくんですけれども、このコンセプトがしっかり合っててですね、だとしたら我々がアプライするしかないなと。
東京都の支援で100億円ファンドへ、マネックスVCとタッグ
石橋:
その2018年に大きい転機があられたとお話しございましたけど、それが1号ファンド扱いなのかな。
1号ファンドは新規投資はもう終わっているんですよね?
青木:
組み入れは終わっています。
石橋:
今どういうファンドを改めてやっていらっしゃるんでしょうか?
青木:
ウェルネス領域でインパクト投資を行うVCで、ベンチャーファンドを組成したいというような。
石橋:
もうインパクト投資というキーワードが入っているんですか?
青木:
おっしゃる通りでして、やはりインパクト投資というのがこの1、2年で少し認知されるようになってきて、金融のあり方としてインパクト投資を推進していきたいという東京都さんのご意向があって、そこで我々がまたアプライさせていただいた感じですね。
石橋:
領域はウェルネスとヘルスケアで、インパクト投資をやっていく?
青木:
おっしゃる通りですね。ヘルスケアを中心としたウェルネスで、規模感としては東京都さんからは100億円集めるようにといただいておりまして、足元は30億円ぐらいからスタートしているというような感じですね。
石橋:
100億というフォーカスになってくると、結構シードっていうよりかはシリーズAがメインになってくるんですが、ラウンド感で言うとどういったところが対象なんでしょうか?
青木:
私たちが初号ファンドでやっていた時のシードとかプレA、シリーズAぐらいのアーリーステージのところからやらせていただいていたので、そこは中心にやっていきたいなと思っているのと、1号ファンドではできなかった次のラウンドも次のラウンドもちゃんとリードとしてご支援し続けるっていうようなことをやっていきたいなというふうに思っています。
石橋:
比較的早い段階から投資はされて、リードがメインって感じなんですかね?
青木:
ご指摘の通りでして、インパクト投資をやっていくためには起業家さんとしっかり伴走支援というか、やっていかなきゃいけないなと思うので、比較的リードになることが多いです。
石橋:
アーリーの頃から投資されるっていうのは、よくあるのが累計だとこのぐらいまでは追加投資しますよとか、そういう方針も決まってらっしゃるんですね。
青木:
そうですね。初めはそれこそ1億円アンダーから入らさせていただくんですけど、累計でイメージとしては、1社あたり5億円を超えるぐらいのところまでは行きたいなというふうに思います。
石橋:
そうですよね、100億円ファンドですもんね。そうなりますよね。
逆に初号ファンドは12億円から始まっていらっしゃるから、相当大きくなってますね。
青木:
そうなんですよ、ジャンプアップしすぎだなっていうところはあるんですが。
石橋:
座組でいうと、キャピタルメディカ・ベンチャーズさんとマネックスさんで一緒にやってらっしゃるファンドになるんですよね。
青木:
ご指摘の通りでして、100億円はジャンプアップしすぎだっていうところで、やっぱり体制もおぼつかないなというところがありましたので、マネックスグループの中のマネックスベンチャーズの和田社長とは、実は過去同じ投資先でも一緒にやっていた仲間でもあったので、今回この「東京都の企画があるんだけど」という話をしたところ、「いいね」ということで「タッグを組んでやりましょう」ということで。
石橋:
そういうケースもあるんですね。
青木:
自分たちが至らない部分についてはサポートしていただこうと思いまして。
Theory of Changeとロジックモデルで投資判断
石橋:
逆にその投資判断っていうところになりますと、それこそ東京都とかのお金が入っていたりすると、アーリーだけど時間がかかったりとか、マネックスさんとキャピタルメディカ・ベンチャーズさんでやってるってなると、どう判断してるのか僕自身想像ができなかったりするんですけど、実態として例えばどのぐらいの期間が最初の面談から一番最初に投資するまでは、例えば時間でどのぐらいかかってるとか、プロセスで特徴的なことがあったりするものなんですか?
青木:
プロセスで特徴的なのは、基本的には投資委員会というもので、私とマネックスベンチャーズの和田さんと、ヘルスケア領域に強い弁護士、会計士の4人で投資委員会を運営しておりまして、その中で東京都さんとか他のLPさんもオブザーバーという形でいていただいて。
石橋:
投票権はないけどきちんと参加はしていらっしゃるって感じですね。
青木:
意思決定については投資委員会で進めるというようになっています。
石橋:
インパクト投資だからこそみたいなキーワードも出てきましたけど、投資検討時点から何か通常のVCとは違うプロセスで走り始めてるって感じなんですか?
青木:
そうですね。他のVCと違う点で言うと、私たちはTheory of Changeという言葉と、ロジックモデルという言葉を大切にして、これをですね、投資検討前から作りにいっています。
石橋:
それを起業家の方と検討フェーズから始めていらっしゃって、多少はちょっと時間かかるかなってイメージになるんですか?
青木:
そうですね。例えばシード、プレステージに特化されたVCさんだと1ヶ月で決めちゃうとか。
石橋:
いますね。
青木:
いらっしゃいますよね。会った瞬間決められる方もいるけど、私たちは起業家にも深い理解をしたり、この会社がどういう世界を変えようとしているのかなというものに対して言語化していくプロセスで、どうしても少し時間はかかってしまうかなと思いますね。
医療ライセンス保有者が揃うチームの強み
石橋:
リードとして投資をされた後っていうのは、一応コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)でもあり、もちろんキャピタルメディカ・ベンチャーズさんがいて、マネックスさんがいて、自治体さんもLPでいらっしゃるというのだと、投資後の支援っていうのは、誰がどういうふうに何をしてるみたいな感じで、何が起きてくるんですか?
青木:
分かりにくいですよね。
石橋:
プレイヤーとか利害関係者がすごい良い意味でもたくさんいらっしゃるなと思うので、逆に想像が起業家の方もできないかもしれないし。
青木:
そうですね。基本的には他のVCファンドと変わらずで、担当というものがついて、その方々と一緒にご支援であったりコミュニケーションをさせていただくことは変わらないです。
我々のファンドとして、インパクト投資の中のもう一つのキーワードであるImpact Measurement & Management、IMMというものがあるんですけど、会社としてはマニュアルとしてあるので、例えば今の投資先で「こういう課題があるんだったらこういうことをしていきましょうか」と社内ではそういうコミュニケーションはあって、基本的に窓口はその担当と起業家とがやっぱり一緒になって進めていくっていう感じです。
石橋:
あくまでも一般的なVCとなると、親会社さんの何かリソースがあってみたいなCVC的な支援の特徴っていうのは、もういい意味で断絶されてるって感じですか?
青木:
そうですね、ほぼないです。親会社のユカリアの特徴として、病院のコンサルをしているんですよね。
かつ、介護施設を運営したりしています。
石橋:
結果、相性はいいというか、近いところにそのネットワークを持っている人はいるよねって感じですね。
青木:
例えば病院向けに素晴らしいサービスがあるんだったら、ご紹介することが可能でして、計画・実行・評価・改善(PDCA)を回しやすいフィールドがあるっていうのは一つ大きいなと思っています。
石橋:
しかもそういうフィールドを持っていて現場感が限りなく高くあるってことは、投資判断でもリアリティのある判断とか、「こういうサービスがあるとこういうふうになるよね」みたいなところが、より明確にはキャピタルメディカ・ベンチャーズさんの場合は分かるということですね。
青木:
そうですね、おっしゃる通りですね。あともう一つ特徴的なのが、我々のメンバー自体が医療ライセンスを持っているメンバーであったりとか、自分たちで医療領域でとかヘルスケア領域で事業を作ってきたメンバーが多いっていうのが一つ特徴かもしれないですね。
Rehab for JAPANとの二人三脚の伴走支援
石橋:
複雑に絡まったやつがだいぶほぐれてきて理解が進んできたんですけど、改めて何か代表とするような投資先というか、ここはすごく投資事例としては分かりやすいよねみたいなところってあったりするんでしょうか?
青木:
そうですね、我々がリードとして入らさせていただいているRehab for JAPANという会社がありまして、リハビリのSaaSを提供している会社なんですけれども、この事例とかが私たちの取り組みとして一番分かりやすいかなと。
石橋:
ずっとシード、プレシードぐらいのところから投資されて、支援されてるって感じなんですね。
青木:
そうですね。代表の大久保さんとは二人三脚でやらせていただいてきて、それこそ皆さんやられてるかもしれないんですけれど、毎日のようにお話をさせていただいたりとか、いろいろなプライベートな悩みから、夜な夜な飲みながら聞いたりだったりとか、そういうウェットなところから、インパクト思考というかアウトカム思考でどうやって事業を作っていくかというところに対してディスカッションしながら、僭越ながら一緒に伴走支援させていただいたなと思います。
石橋:
先ほどまさにチームの皆さんは医療系のライセンスを持っていらっしゃる方であったりとか、医療系の領域で事業を作っている経験があるような方々が中心になって、というお話をいただきましたので、第2話では青木さん自身がそもそもどういうキャリアなのか、お医者さんってことはないと思いますけど、どういうご経歴があるから今ここにいるんだっけみたいなことをまた詳しくお伺いしていきたいと思っておりますので、第2話でもよろしくお願いします。
青木:
よろしくお願いします。
【ヘルスケアのCVC】事業を提案して転職!新たなモデルでCVCを立ちあげた背景に迫る!|スタートアップ投資TV
ファーストキャリアは造船会社──「大きいもの」への憧れ
石橋:
はい、皆さんこんにちは。スタートアップ投資TV、Gazelle Capitalの石橋です。
今回も、前回に引き続きまして、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ代表取締役の青木さんにご出演いただいておりますので、今回もよろしくお願いします。
青木:
よろしくお願いします
石橋:
前回はキャピタルメディカ・ベンチャーズさんがどんなVCファンドなのか大枠をお伺いしましたので、キーワードとしてまさにインパクト投資という言葉も出てまいりましたが、インパクト投資を手掛けるVCの代表の青木さんが、どのような人物か今回はお伺いしていきたいと思います。
第1話の方で、チームのメンバーは医療系の資格を持っていらっしゃる方とか、医療領域で事業経験があられる方が多く、ほぼそのような方々で構成されているとお話を伺いましたが、青木さんもお医者さんを志していたとか、そういうところからキャリアが始まっていらっしゃるんですか?
青木:
全然それが違っていまして、ファーストキャリアは造船会社の日立造船という関西にある造船会社から始まりました。
石橋:
学生時代も全然VCとか金融業を志していたわけでも特になかったんですか?
青木:
全くなくてですね。ひたすら「大きいものを作りたい」、「大きい仕事をしたい」と言っていて、「大きい=物理的に大きい船だな」みたいな。そういうちょっと頭の弱い子でした。
石橋:
ちなみに日立造船さんにはどのくらいいらっしゃったんですか?
青木:
日立造船は3年間くらいですね。
プロジェクトファイナンスとの出会い──経営への興味が芽生えた瞬間
石橋:
逆に3年いて大きいものを作れていて、その後はどう今に結びついていくと言いますか、それこそ医療業周りに行かれるのか、どういう変遷を経ていくようになるんですか?
青木:
造船会社で造船に携わっていなくて、実はエネルギーの方で、風力発電とかプライベート・ファイナンス・イニシアティブといわれる公的なものを民間に委託するような、身近なところで言うとゴミ焼却場施設を民間に委託するとか、そういうプロジェクトに入りました。
その中で、例えば下水処理場から出てくる汚泥を使ってそのエネルギーを温めて使ったときにメタンガスが発生して、ガスでタービンを回して発電して、また熱が出るのでそこでまた熱電を変えて、温める装置を作ってというようなコージェネレーションシステムみたいな仕組みがあって、エネルギー周りを自走させる。
そういうエネルギーとか環境とかの領域のロジックをずっとやらせていただいて、事務方というか文系だったので、それのいわゆるプロジェクトファイナンスの数値を見たりとか、特別目的会社を作るみたいなことをやっていた時に、経営ってちょっと面白いなみたいなところを思い始めてきたっていうのがありました。
石橋:
お金とかファンドみたいなところのキーワードをギリギリ突っ込みつつ、医療系とは全然関係ないなっていう気もするんですけど、結局約3年間やられていて、次はどういうところに転職されるんですか?
青木:
その後に日立造船の先輩がスタートアップに行っていて、それで引っ張られて面白いなと思ったので、経営をやってみるみたいなところで、どんどん伸ばしていきたいから、それこそ合併と買収(M&A)であったり、資金調達であったり、インベスターリレーションズであったりとかに携わっていったっていうところが入り口なんです。
全然医療系とか出てきていないんですけど、一つずっと私の中であったのは、私は大学時代の時に介護保険が始まったんですよ。医療からというよりは介護からすごく入っていて、自分がその財政学を勉強してたところもあったので、ちょっと興味がある領域で。
入ったスタートアップのところで訪問看護ステーション向けのソフトウェアとかを作っていたり、そういう領域の介護ソフトを買収するみたいなこともやってたりしていて、その辺りから介護という物に対して興味を持ち出していて。
株式会社エス・エム・エスでの約10年間──医療現場との格闘
青木:
私のキャリアで一番長いのがエス・エム・エス(SMS)という、看護師の人材紹介をやっている会社なんですけど。
石橋:
めちゃめちゃメガベンチャーですよね。
青木:
そうですよね、メガベンチャーですごい会社だなと思っているんですけど。
石橋:
SMSさんが先輩が入られたところになるんですか?
青木:
違うんですよ。そこは3社目です。
石橋:
SMSさんはどのくらいいらっしゃったんですか?
青木:
SMSは10年間くらいです。
石橋:
SMSさんの中では、前の前職でもやっていたような、まさにM&Aとかそういったところをずっとやっていらっしゃったって感じなんですか?
青木:
仰る通りでして、M&Aとかアライアンスであったりとか、それこそスタートアップ投資であったりとか、スタートアップを支援する活動でインキュベーションをやていました。
石橋:
それは10年間ずっとご担当されていらっしゃったんですか?
青木:
7年くらいやって、最後3年はヘルスケア領域で事業を作る、特に介護領域で事業を作るみたいなことをやっていました。
石橋:
どんなことをやってらっしゃたんですか?
青木:
いろいろやらせていただいていたんですけど、介護保険の中の訪問看護ステーション向けのソフトウェアですね、そこのサービスを作るであったりとか、一から訪問看護ステーションを立ち上げて看護現場に入って行ってですね、立ち上げたのに管理者の看護師から「君、出禁ね」とか言われたり。
石橋:
何かやったんですか?
青木:
なにもやってないですよ。単にビジネスとして正しいことをしようとすると、やはり医療現場とは違ってですね、そういう学びがすごくやっぱりあって。
ヘルスケアに携わっている方々っていうのは、やっぱり患者さんのためにという気持ちがすごい強いですから、我々ビジネスマンでいうと非効率的なことでも喜んでやってしまったりして、それじゃ儲かんないよねみたいな、このコミュニケーションのプロトコルがすごいあるなっていうのが非常に学びがありました。
マイノリティ投資の限界と課題感
石橋:
当時SMSさんにいらっしゃった頃からVC投資とか、スタートアップ投資、マイノリティ投資もしてらっしゃったって感じですか?
青木:
マイノリティ投資を一部やってたり、やろうとしていたんですけど、結局はうまくいかないなと。これがやっぱりシナジーがあったりとか、自分たちでやっちゃった方がいいんじゃないかとか、あともう一つ出たのは支援ができない。
好き勝手こうやった方がいいんじゃないみたいなことを言ってるだけで、「これ何なのかな?」っていう、ちょっと課題感を持ってましたね。
北米の病院チェーンVCモデルとの出会い
石橋:
逆にそこから10年間お勤めになられて、ようやくキャピタルメディカ・ベンチャーズさんに来るっていう順番なんですかね?
青木:
そうなんです。まさに今の課題感をすごく持っていて、大きく自分のキャリアの中で、いわゆるエスタブリッシュな会社のM&Aをして入っていて、よりターンアラウンドをさせるのか、それともまだ何もないんだけれども志しかないっていう企業と一緒にするのかっていう時に、どっちが心が躍るかなっていう時に当社を選んだ。
もう一つ課題感としてあったのは、当時2016年とかまだまだスタートアップのプロダクトを医療現場で使うっていうようなものが全くなくて、PDCAに圧倒的に時間がかかっていて、ヘルスケアスタートアップは時間がかかる割に「これはダメだ」っていう形で、あんまりその当時は見向きもされないっていうような。
石橋:
市民権を医療現場で得てきた象徴的な会社さんってやっぱりいたんですか?
青木:
それが医療現場で言うとSMSだと思ってまして、人材紹介を医療現場の中で切って、そこを求人広告もしかりなんですけれども、そこを引き出したっていうのがSMSだなと思いますね。
石橋:
ある意味まさにそのSMSさんの中にいらっしゃって、結果キャピタルメディカさんに来て、そのままCVCをやるために来たみたいな感じだったんですか?
青木:
そうなんです。事業のPDCAを回す事業開発のフィールドが欲しいというふうに思って。SMSの時に思っていたのが、アメリカでは実は病院チェーンがVC持っているんですよ。
石橋:
病院チェーンが?
青木:
Mayo Clinicという病院チェーンがMayo Clinic Venturesというのを持っていて、自分たちが医療機器に投資をして、自分たちの病院で使って数字上げて上場させてっていうエコシステムが出来上がっちゃってる。
それはMayo Clinicだけじゃなくて、Kaiser Permanente Venturesとかたくさんあるんですよ。
石橋:
医療機器が対象だったらなんかできそうな感じしますよね。
青木:
だからこのモデルだなと思って、日本でどうやって作ろうと思った時に、今はユカリアって名前に変わってますけど、キャピタルメディカというのが病院との接点を民間で持っているところなので、そこでこういうことをやりたいんですよねみたいな話をして、じゃあいいねっていうことで、そこで2016年に立ち上げた。
自ら提案して実現した医療現場直結型VC
石橋:
元々そういう求人があったわけじゃなくて、提案しに行った?
青木:
そうですそうです。
石橋:
お仕事でご縁があって、お付き合いがあったみたいな感じですか?
青木:
そうです。存じ上げていて、病院を民間で持っていると言ったらちょっと誤解がある言い方なんですけれども、関連しているっていうところが、そことセコムグループぐらいしかないという感じですね、当時は。
石橋:
ある意味狙っていったって感じですか?
青木:
そうです、そうです。なので医療フィールドをスタートアップに開放する方法はないかっていうところを模索してたときの一つの解が、医療機関がVCを持てばいいじゃんと。
日本ではそれは規制がある、ではどうするか。それがキャピタルメディカ・ベンチャーズが生まれた…
石橋:
分かりやすいです。なんでSMSさんの中でやらなかったんですかと聞こうとは思ったんですけど、やれない理由というか、そもそも発想の起点が違うんだなというのもよく分かりましたし、結果としてやっぱり始めてみて、理想と現実が違ったポイントとかって青木さんの中でどんなところがあったりするんですか?
理想と現実のギャップ──病院の意思決定の壁
青木:
一つはキャピタルメディカ・ベンチャーズが病院と関わってたとしても、病院の意思決定は病院内でするわけじゃないですか。そんな、「これを使え」、「はい使います」みたいな。そんなことはまずありえなかったっていうのはありました。
石橋:
北米の病院自体がVCやってるのともちょっと違う。
青木:
「ちょっと違うよね」というのがありました。もう一つは、新しいものを使うっていうのって、いわゆる病院の中でも種類がたくさんあってですね、急性期病院っていうのが多かったりするんですけど、日本の病院って結構慢性期病院とか、精神病院とかが多かったりしてて、慢性期であったりとか精神病院とかっていうのは、別にそんな新しいものを求めていない。そういうところがあって、携わる病院によっても使える使えないというのはいろいろあることが分かりました。
約7年間で実現した成功事例──日本初のAI医療機器
石橋:
青木さんの中で、2016年から約7年間やっていらっしゃる中で、元々キャピタルメディカさんに今で言うユカリアさんに提案されて、今VCのキャピタリストとしても一線でやられている中で、成功例というかご自身の中でまさにこういうことがやりたかったみたいなケースって実際この7年間であったりしたんですか?
青木:
ありましたね。医療機器を開発する、AI×医療機器のところでアイリスという会社があって、日本で初めてAI医療機器を保険収載まで持っていった会社なんですけども、病院の接点を使って研究のために使っていただくというところで、フィールドがうまくワークしたというところがあって、初めの想定していたシナジーと言いますか、やりたかったことと言いますか。
石橋:
第1話でお話も頂きましたが、ファンドの方でもある意味アイリスさんみたいなケースもまた改めて作っていくという感じなんですかね。
青木:
そうですね。特に医療機器周りで言いますと、データをいかに取れるかというところも重要にはなってきていますし、かつ現場の臨床の先生はどうなのっていうのが、やっぱり大切な意見の一つでもあると思うんですよね。
今、ヘルスケア領域ではデジタルアプリという、デジタルセラピューティクスというアプリが処方されるみたいな世界観が出てきているのですが、例えば禁煙をするのにアプリを処方する。CureAppというのが有名ですが、素晴らしい会社でして。
ただ一方で課題感もあって、お医者さんが本当にアプリケーションを処方するか、使い続けられるかが違う課題に出てきている。そういうものを、これだったら使えるよねであったり、これだったら使ってもいいよねっていう現場の先生たちがどう思うかっていうのは、やっぱり大切な企業家に渡すフィードバックにはなるなと思っていて。そういうところでしっかり貢献できたらいいなと思っています。
石橋:
改めてなんで造船の世界にいらっしゃった青木さんが今ここにいらっしゃって、それこそ「インパクト投資だ」とか言ってるのがなんでなのか改めてわかったので非常にありがたかったです。
改めてですね、第3話はまたそのインパクト投資というキーワードをもうちょっとグーッと踏み込んでまたお話を伺っていきたいと思っておりますので、改めてよろしくお願いします。
青木:
よろしくお願いします。
石橋:
次回は、インパクト投資というキーワードとともにお送りしていきたいと思っております。
【VCと共存】課題解決だけでなくキャピタルゲインも目指すインパクト投資とは!?|スタートアップ投資TV
医療現場からVCへ――薬剤師出身キャピタリストのキャリア
石橋:
はい、皆さんこんにちは。スタートアップ投資TV、Gazelle Capitalの石橋です。
今回も、前回に引き続き、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ マネージャーの後町さんにご出演をいただいておりますので、後町さんよろしくお願いいたします。
今回第1話、第2話は代表の青木さんにご出演をいただいておりましたが、第3話は今回キーワードになっておりましたインパクト投資っていうところにもうちょっと踏み込んで、実際どんなもので何が起きているのかってところは後町さんからお伺いをしていきたいと思っているんですけれども、そもそも後町さんはどのような方なのか。
青木さんの方からも割と医療系の経験をお持ちの方が多いみたいなお話も伺っておりましたので、どういうご経歴で今キャピタルメディカ・ベンチャーズさんにいらっしゃるのかお伺いしてもよろしいでしょうか?
後町:
私のバックグラウンドは薬剤師でして、臨床の経験としてはもちろん国内の薬局とか病院もあるんですけれども、あとは国際保健でアフリカとかにも行っていた。一番長いキャリアでは病院の経営コンサルをやっていました。
そういったところでキャピタルメディカ・ベンチャーズがやっているような医療現場での課題みたいなところは、以前はコンサルとして関わっていたんですけれども、今はVCのキャピタリストとしてそういったところにチャレンジしていった流れになります。
石橋:
やっぱり現場にいらっしゃりながらで、コンサルタントとして関わって、「VC業で関わり方がありなんじゃないか」っていうので今キャピタルメディカ・ベンチャーズさんにいらっしゃったって感じなんですか?
後町:
前職で病院経営コンサルをしていた時に、民間の案件もあったんですけども、結構自治体の案件もお受けしてまして、その流れの一環で、根本的に地域の医療を良くしていくには、地域の中にもヘルスケアの起業家が必要だっていうふうな、そういった考えの自治体さんがいらっしゃって。
そういったところから病院の改革だけではなくて起業家も一緒に育てていくみたいな、そういったお手伝いも以前からさせていただいてます。そういう仕事をする中で、そういうヘルスケアの起業家っていうのが今後もっと必要だなっていうのを感じたので、繋がりで今こういった仕事をしています。
インパクト投資とは?「意図を持った社会課題解決」が最大の特徴
石橋:
キャピタルメディカ・ベンチャーズさんですと、医療系の領域に投資をしつつ、大きいキーワードとしてインパクト投資というところがあるかとは思うんですけれども、僕自身普段は一般的なVCとして活動させていただいているので、なんとなく知ってはいるんですけど、まだ馴染みのないようなキーワードでして。
大きいところからで言うと、インパクト投資ってどういう形態だとインパクト投資って呼ぶんですか?普通のVC投資と何が違うとか、どういうものです、みたいなところを大きいところからぜひ教えていただきたいんですけど、お願いしてもよろしいでしょうか?
後町:
大きな意味でのインパクト投資は、いくつか条件はありますけど、一番大きなところで言うと、きちんと意図を持って社会課題解決をしにいくっていうところが大きなキーワードとしてあります。
なので、あらゆる企業活動の中で社会にとって利益になること、どの企業さんでももちろんされているところではあるんですけれども。
それをきちんと初めからこの事業を通して「この課題を解決しにいくのである」っていうスタートアップの方々に対して、我々もこのヘルスケアの領域で「こういった課題を解決しに行くのである」とお互いが目指しているところを明確に持った上で、投資活動、また支援活動、またスタートアップから見ると事業活動していくといった、そういったところが一番大きな特徴かなと思います。
石橋:
第1話で青木さんも投資検討のプロセスの頃から、なんていうキーワードでしたっけ?
後町:
Theory of Change。
石橋:
そうだそうだ。とかもすごく大事というか、それが前提になってないとそもそも投資もある意味できないし、それを前提にして投資資金で一緒にそれを実現していくっていうところを目的にしてるっていう感じなんですね。
後町:
そうですね、おっしゃる通りです。
アウトカムと経済性は両立できる――ヘルスケア領域における競争優位性
石橋:
アウトプットを目的にしていくと、キャピタルゲインとのバランスって、通常のVCであれば基本的にはそっちをメインに考えればいいというのがVCだと思うんですけど、シンプルに両立するものなのか、どういうふうにバランスって取っていくものなんですか?
後町:
最終的には我々もちろんVCとして投資しているので、そういった経済的なリターンというのはもちろん目指しています。
ただ、社会的な課題を解決するということ、インパクトとかアウトカムみたいなものとその経済性っていうのは相反するものではなくて、それを一緒に目指しに行く、もう一体として取りに行くっていうようなところで考えてまして。
我々がメインの対象領域としているヘルスケアでは、今まで治らなかった病気が治るみたいなそういったアウトカムであるとか、地域の中で足りなかったリソースが新しいテクノロジーによって効率化されて、必要な人に必要な医療が届けられる、具体的にアウトカムを出すっていうこと自体がビジネスにおいても競争優位であるっていう考えなんですね。
なので、結果的にアウトカムを出すこととかインパクトを目指すこと自体がビジネスとしても最終的には結果を出すっていう、そういう捉え方で一緒にそこは成長させていくっていう考えでやっています。
どんな起業家がフィット?明確な課題意識があれば相談を
石橋:
両立をしていかないといけないとなると、起業家の方からすると、どういうタイプの企業だとキャピタルメディカ・ベンチャーズさんのところをドアノックするべきとか、こういう属性の人はぜひ話をするべきっていうのが、どういう方がフィットしたりするんでしょうか?
後町:
そうですね、何かしら明確な課題感を持っていて、スタートアップビジネスで解決したいっていう想いをお持ちの方かなというふうに思います。
石橋:
最近も僕らも想いがすごい先行してスタートアップっぽくはない方も結構いらっしゃる中で、どうやってそこのバランスを取っていくか分からない時は、一回相談しに行ったほうがいいぐらいのイメージなんですかね。
医療領域とかそっちのテーマで叶えたいことはあるけど、どうしたらいいか分からないのであれば、この想いさえあればキャピタルメディカ・ベンチャーズさんに一回相談しに行って、「どういうふうに実現していきましょう」とか、「どういうロードマップでやりましょう」っていうのを一緒に伴走支援してくださるっていうようなイメージになってくるんですかね?
後町:
そうですね、前回デューデリジェンスの話も少し出たんですけども、投資の面談とか検討のところでは、最終的に目指すゴールに対してどういうステップでそれを実現していくのかっていうところを、いわゆるロジックモデルという形で整理するようなことを一緒にやっていったりとか、そこの道筋みたいなところも一緒にディスカッションさせていただくみたいなことはさせていただいています。
インパクトKPIの設定と測定――ステージに応じた柔軟な設計
石橋:
ありがとうございます。ちなみに普通のVCとの比較で言いますと、僕らで言うと投資リターンで「投資先こんな進捗です」みたいなことを、ファンドにお金を預けていただいているLPの方々、投資家の皆さんに主に数字周りを中心にご共有することになると思うんですけど、インパクト投資になってくると、そこってどう定量化するものなのか、アウトカムなら「こういう状態を目指そう」みたいな話だと思うのですが。
この部分は何をもって測っていたり、どのようにレポーティングをしていらっしゃるんですか?
後町:
そこがすごく大切なところで、一般的な事業ので見るような重要業績評価指標(KPI)みたいなところで定量的に測っていくというところをやりつつも、事業とインパクトが一体となったような形での定量的なKPIっていうのも、我々が定期的に一緒に見させていただいて、それをフィードバックしたり、必要な関係者に報告していったりとか、そこを基にその都度どういう状況にあるのかみたいなところを見て改善を行っていくみたいなところを一緒にやらせていただくという形ですね。
石橋:
その定量化するというか、レポートをして測っていくこと自体もかなり大変ですよね。
後町:
そうですね、例えば何かしらのソリューションの効果みたいなのを細かく測ろうと思えばいくらでもできる部分もありますけれども、実際にそのスタートアップのステージによって、特に初期であればそんなにリソースが潤沢にあるわけではないので。
そこはいろいろなリソースとその時の優先順位と、このステージで見るべきKPIで、次の段階に行ったらもっとこういうところを見に行くっていうのは、結構初期の段階で道筋を立てるときに、どの段階でどういうKPIを見ていくかみたいなところは、一緒に投資先とも話をして設定して、そこを見ながら一緒に作り上げていくっていう形です。
他のVCとの協調投資も可能――インパクト投資は選択肢を狭めない
石橋:
ありがとうございます。シンプルに気になるところでも、もしかしたら起業家の方も気になるかもしれないですが、インパクト投資をテーマにしているVCさんからお金が例えば入っていますと。
その後に一般的なVCさんからもお金が入ることって両立しうるのかとか、順番が逆のケースとかも含め、インパクト投資の血が入ってくると、インパクト投資の世界で基本的にはエクイティをやっていくようなイメージなのか、以外にマージしていて選ばずとも大丈夫みたいなものなのか、どういうイメージになるんですか?
後町:
インパクト投資っていうことを謳ってないようなVCさんとご一緒するってことは当然あります。我々が先に入ってて、後からご一緒するっていうパターンも、その逆ももちろんあります。
どちらの順番であったとしても、我々はこういう方針で、先ほど申し上げたようなインパクトの部分っていうのを一緒に作りながらその上で事業成長させていきたいっていうことは他の株主の方々とも共有させていただいて、そこの考えで我々がそういうことをやるっていうことはご理解いただいてご一緒させていただくっていう形になります。
石橋:
なるほどですね。こういう動画を見ていただいているような、これから起業しようとしているとか、もうすでに起業されているような方でも、インパクト投資ってところをある意味ハードルに捉えないで、本当に1つのエクイティっていうふうに捉えても全然問題もないですし。
インパクト投資をやられている方々で言うと、ちゃんとアウトカムっていうところを大前提にしているからこそ、本当に経済合理条件だけじゃないところで伴走支援であるとか、どういうふうに成し遂げていくんだっけってところを、そこに強い想いがある方がよりフィットするっていう感じになるんですかね?
社会的価値を可視化する――事業価値向上につながる支援体制
後町:
そうだと思います。お声としては、すごく社会に対して価値提供していて、具体的にアウトカムを出しているのだけれども、それをなかなか定量的にだとか、見せ方も含めて、自分たちの中でそこを仕組みを作って、きちんと「こういう効果を出してます」とか「社会に対してこういう成果をあげました」みたいなことが、自分たちだけでなかなかこれまでできなかったけれども。
一緒にそこを作っていくことで、より事業価値みたいなところも含めて必要な関係者とかそういう方々にお伝えできるようになる、みたいなお声もいただくことがあるので。
この想いとか、やってること自体は元々ほとんどの方が持ってらっしゃるんですけども、そこのところがうまく事業とつながってなかったりとか、進め方とか見せ方も含めて設計するところが、自社の中だけでうまく作り上げられない課題をお持ちの方もいるので、そういう時は一緒にやると、より明確な形で社内の中でもそうですし、対外的にもより自分たちが持っている価値を伝えられる、みたいなお話をいただくことができます。
石橋:
ありがとうございます。ぜひこの動画を見ていただいて、インパクト投資というキーワードにおそらくご関心を持つような方もいらっしゃると思いますし、ご自身に強い課題意識があって、事業化にチャレンジしていこうとされている方もいらっしゃると思いますので、概要欄の方にキャピタルメディカ・ベンチャーズさんのホームページのURLも記載させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせをしていただければと思います。
本当にインパクト投資というキーワードが、おそらくこれから広がっていくような流れになるんじゃないかなと僕自身もいろんなところから見聞きする機会も増えてまいりましたし、ぜひご関心ある方は、そういったインパクト投資に従事するようなプレイヤーとして、キャピタリストとしてご関心あるような方も、ぜひ概要欄の方からキャピタルメディカ・ベンチャーズさんですとか、あとはインパクト投資というキーワードでいろんなYouTubeの動画を見ていただいても、いろいろと学びになるような他のコンテンツも出てくるかなと思いますので、ぜひご覧いただければなと思っております。
それでは改めて後町さん、ご出演ありがとうございます。
後町:
ありがとうございます。
